2020年09月10日
おすすめpoint309
『カスドース』(湖月堂老舗)
カスドースの原型は1550年頃、宣教師らによりポルトガルから平戸に伝わったとされています。
起源は黄金のスープという意味の、ソッパ・ドウラーダ。
カステラの原型、パン・デ・ローの薄切りにシロップを絡め、ポルトガルのお菓子に欠かせない卵黄クリーム、ドース・デ・オヴォシュをかけたお菓子です。
ソッパ・ドウラーダは汁気がありますが、茶菓子向けに固形化したものがカスドース。
カステラに甘いという意味のドースを組み合わせて名付けられたようです。
松浦藩門外不出のお留菓子カスドースを、藩に伝わる「百菓之図」を基に、昭和初期に復活させたのが、湖月堂老舗の先々代。
素材にこだわり、製法を追求し、いにしえに想いを馳せて完成させたカスドースは、数々の賞を受賞し、昭和29年には商標登録が認可されました。
厳選した小麦粉や新鮮な九州産卵を使い、すべて手作業にて製造しているとのこと。
では、そのカスドースとは、どんな味?
カスドースは卵黄に潜らせ、煮立てた糖蜜で揚げ、グラニュー糖をまぶしています。
湖月堂老舗では生地の糖分は抑え、程良く糖蜜が浸透するよう、少し粗めに焼き上げているとのこと。
はい、カステラよりも、相当に甘いです。
好みはわかれるとは思いますが・・・
昔の方々、舶来品として食してみると、様々な思いが去来します。
最近ではネット販売もされていますのが、道の駅等、各土産物屋さんには常在していませんので、ご注意を。
先般よりご紹介している平戸に行った際は、ぜひ、いにしえの味をご賞味ください!
それでは本日も、心をこめて、信頼を得られるべく、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
https://ameblo.jp/miyasakoproject
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」