K点!

「いやぁ~、もうちょっとで、金に届きそうだったんですけど、まぁうれしい半分、いや、6-4くらいでちょっと悔しいですね」

昨日、五輪ジャンプで銀メダルを獲得した「葛西紀明選手41歳」の弁。

正直でいいですねぇ~♪♪♪

1994年リレハンメル大会で団体戦の銀メダルを獲得するも・・・98年の長野五輪は団体で金メダルで日本中が沸いたが、葛西自身は大会直前のけがなどでメンバー落ちしていた。

その悔しさを糧にジャンプ生活を続けてきた。

まさに、その苦労!!!から生まれた言葉だろう!!!

41歳という決して若くない、いやジャンプ界では10代の選手も活躍する中では異例の年齢!

アラフォーの星!!!

葛西選手、本当におめでとう!!!

ここで終われば、素人五輪狂・宮迫ではないので・・・もう少し・・・(笑)

ジャンプ競技をみている時に・・・

「K点を超えてきたぁぁぁ~~~!!!」と解説者が絶叫することがあります・・・

では・・・

K点って何?

危険な地点の「K」??なぁ~んて思ってました!!!(笑)

ただ、それが日本語を英語に置き換える略な訳はないですよねぇ~♪♪♪(笑)

これって、みんな知っていることなのかな???

素人五輪狂・宮迫は、五輪狂と言いながらジャンプの「K点」を知りませんでした!!!

なので・・・

ちょちょいと・・・調べて・・・みました!!!

実はこの「K点」というのには歴史があるようで・・・

元々は、ドイツ語の「Kritischer Punkt」の略で、これ以上飛ぶと危険であるというジャンプ競技場(台)の「極限点」を意味していたそうです。

極限点!!!

長野五輪で日の丸飛行隊がK点超ジャンプ連発で日本を興奮の坩堝におとしいれたことはご存知の通り!!!

その長野五輪ではK点=極限点で間違いがなかったのですが・・・

長野五輪から8年後のトリノ五輪(イタリア)では、極限点を意味するのはK点ではなく英語の「ヒルサイズ(Hill Size=HS)」に置き換わっていました。

そして、ヒルサイズ(HS)が極限点になったことで、K点は、どちからというと「標準点」という意味合いに変わったようです。

今のK点は、「2代目のK点」として語源は先代と同じドイツ語で、「Konstruktionspunkt=建築基準点」の略なのです。

わたくしドイツ語は全くわかりませんが・・・

長野五輪までの「K点」は「Kritischer Punkt」の略(極限点)

トリノ五輪からの「K点」は「Konstruktionspunkt」の略(建築基準点)

同じ「K点」でも全く異なるもののようです!!!

よって、今では「K点超えジャンプ」が凄いとこではなく、「ヒルサイズ超えジャンプ」が目が飛び出るほどに凄いジャンプということになります!!!

なぁ~んとなく、聞いていた「K点」にもふか~い歴史があるようです!!!

みんな、こんなこと知っていたのかな???(笑)

わたくしは最初にも申しましたように・・・

「K点=危険な点」と日本語解釈をしていたのですから・・・(笑)

さてさて、素人五輪狂・宮迫の雑学講座はこれくらいにして・・・

ジャンプ団体戦を日本のメダル獲得を願い、観戦するにあたり注意点!!!

K点は、ジャンプ台の着地斜面の下部に位置し赤い線が引かれており、この位置を境にして着地滑走路の傾斜曲率が変わります。

採点法ではK点を飛距離の基準とし、K点に着地した飛躍に対し60点が与えられます。

着地地点がK点に達しなかった場合は減点され、超えた場合は加算されます。

減加算される点数は、ノーマルヒルでは2.0点/m、ラージヒルでは1.8点/mです。

また、この距離プラス・・・

飛型点というものがあります。

ジャンプの美しさ、正確さ、着地姿勢などを5人の飛型審査員が20点満点から0.5点単位の減点法で採点します。

公平を期するため、一番高い点数と一番低い点数を除いた3人の点数を足した数が飛型点です。

ということは「飛型点」は満点60点からの減点方式ということになります。

より遠く、よりキレイに飛べばメダルに近づく!!!

当たり前ではありますが、そういうことです!!!

さてさて、それではK点の意味を理解し、そしてジャンプの採点方法を熟知したら・・・

睡眠不足覚悟で!!!団体日の丸飛行隊を応援いたしましょう!!!

本日も長文の・・・素人五輪狂・宮迫でした!!!

それでは今日もソチに負けないように、会心の笑顔でがんばっていきましょう~♪

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。    http://www.miyasako.net/

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