子供たちにウエイトトレーニングは必要か!?
よく、こんな質問をされます。
子供たちが成長、身長が伸びている期間は・・・
身体が大きくなるため、体内でさまざまな準備が行われています。
そんな中で、過度なウエイトトレーニングを課する必要は無いと思っています。
もちろん、投手の投球動作、打撃の動作を見て必要な筋肉を強化することは必要でしょう。
ただ、我武者羅にウエイトトレーニングをするという行為ではなく、成長期においては股関節含む、関節の柔軟性を引き出しながら、投球、打撃に関連する筋肉を自重をもって鍛えることがベスト。
また、チューブなどで軽い負荷をかけながら、運動軸を支える関節を支える!という感覚が必要だと思う。
トレーニングは股関節周辺、肩肘の周辺筋肉の強化はもちろんだが、筋肉のバランス、連動性を出し、スムーズな身体の動きを作ることが先決。
過度なウエイトトレーニング、幼少期はサプリメントに頼るのではなく、食育。
食事で必要な栄養素を吸収する。
ウエイトリフティングやボディビルをするのであれば、それもありかもしれないが、各競技に必要な筋肉を自重を持って鍛える。
また、成長期においては、身体の動きをスムーズすることが不可欠。
身体の「しなり」を生みだす準備が必要である。
繰り返しますが、
野球においては「股関節周辺」「肩甲骨周辺」の柔軟性は必須です。
それは、野球障害の予防にもなり、そのことで野球技術の向上に繋がります。
子供たちには個人差があります。
すべての子供たちの「個人差」を個性とうけとり、個々に足りないものを補い、また強化する。
画一的なウエイトトレーニングは子供にとっては害になることがあります。
トレーニングメニューには一貫性が必要で、そのトレーニングが次の動き作りにつなげるようにすることが大切です。
もちろんトレーニングのためのトレーニングであってもいけません。
このトレーニングが野球にどう活かせるか!?各競技にどう活かせるか!?
面倒でも考えなければいけません。
我武者羅!!!も時には必要ですが、成長期の子供たちの身体作り、身体使いの基本は自重で行う。
これが今現在のわたくしの結論です。
成長期のトレーニングは、
「根拠のある準備」
「理屈のある準備」
であると思います。
桜は1年で1週間程度しか咲きませんが、すでに蕾を膨らませ準備に入っております。
未来ある子供たちもきれいな花を咲かせるように、しっかりと準備が必要!!!
指導者、保護者が我武者羅だけでなく、正確に導いていきましょう!!!
それでは今日も桜の蕾の可愛さに負けないように笑顔でがんばっていきましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。