親のための共育論!vol.28

教育。
いや、共育。
教え育てる。ではなく・・・
共に育つ。
それが共育。
子育てに悩める親御さんのヒントになれば・・・
第二十八弾は・・・
「大丈夫?は、危険が潜む問いと心せよ!」
会話の中でよくある問いの中に・・・
「大丈夫?」という言葉がある。
皆様もよく使われている言葉ではないでしょうか?
この言葉は相手を思いやり、心配している言葉で間違いがありません。
ただ・・・
この言葉には危険が潜みます。
「大丈夫?」と問われ・・・
「大丈夫でない!」と答えられる人が少ないからです。
「大丈夫?」
「大丈夫です」
この言葉のキャッチボールで、察して、大丈夫でないと判断できることはあるでしょう。
ただ、察することができなけれれば、この会話で終わってしまい、相手のピンチの端緒を見逃してしまいます。
では、「大丈夫?」ではなく、どんな言葉をかける?
苦しそうな人を見て、あなたはどんな言葉をかけますか?
「大丈夫ですか?」
と、いう問いが多いかと思いますが、そうではなく・・・
「どうされましたか?」「どこか痛いですか?」と問うてみてください。
そうすると、質問された人は具体的に回答をすることができる可能性が膨らみます。
「大丈夫?」という問いは、具体性に欠けているということになります。
その場その場で、問いかけの言葉は違ってきますが、「大丈夫?」という言葉をかけるシュチュエーションに出くわしたら・・・
「大丈夫?」に代わる問いを思考せよ!
よく使用される「大丈夫?」という問いに、危険が潜む。
「大丈夫?」と問われ、咄嗟に「大丈夫」と答えてしまう構図があるということを理解しておくこと。
「大丈夫」という言葉を発したとき、大丈夫でないこと、結構あります。
言葉は言霊と心得よ!と第二十七弾で記しました。
ただ、大丈夫でないときは、大丈夫でない!と発することが大切ですが、それができないの人が多い。
相手の大丈夫!という言葉を鵜呑みにはできません。
ただ、その前の質問として、「大丈夫?」という問いを、違う問いに変化させ、相手のピンチの端緒を発見する!
これ、とても大事。
相手を思いやり、心配している言葉に間違いがない「大丈夫?」ですが・・・
相手に言わせた「大丈夫です」ともなります。
なにかを秘めさせる言葉にもなりかねない「大丈夫?」
「大丈夫?」と自らが発したとき、本当に相手を想うなら・・・
大丈夫?とは違う質問、具体的な質問を思考せよ!
「大丈夫?は、危険を潜む問いと心せよ!」
子育てに「マニュアル」はありません。
子ども一人一人の個性があり、一筋縄ではいかないのが子育て。
だから、ひとつの成功体験にのみ、すがるのではいけません。
自分の子どもに合った子育て。
正解がたくさんある子育て。
悩みが多くあるのが子育て。
でも、そんな子供の成長をみるのが親の醍醐味。
未来ある子供たちを少しでも輝ける大人になるための子育て。
共育。
子どもだけを育てるのではなく・・・
親も子供に育てられます。
「大丈夫?は、危険を潜む問いと心せよ!」
共に成長し、ともに心豊かになれることを祈ります。
自称素人共育評論家・宮迫でした。
それでは、本日も、心をこめて、信頼を得られるべく、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
https://ameblo.jp/miyasakoproject
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」