「野球で起こりやすい障害・ケガ」vol.17

野球をしていて身体を痛めた時!

まず、

1.「身体の状態を正確に把握」

2.「リハビリプランの作成」

3.「短期目標と長期目標を設定する」

とお伝えいたしました。

それでは、本日は、そのプラン実行に伴う「リハビリの理想」について説かせていただきます!

通常、リハビリは安静期 → 徐々にあげていく!

というのが理想です。

宮迫理論でいくと・・・

リハビリは「4期」にわかれます。

走力では・・・

安静期を経て、

ますばウォーキング。

痛みがなければ、軽いジョグ。

痛みがなければ、ダッシュ。

そしてストップ&ゴー。

投球では・・・

安静期を経て、

ショドーピッチング。

軽いキャッチボール。

遠投。

強い遠投。

打撃では・・・

安静期を経て、

素振り。

トスバッティング。

ティーバッティング。

フリーバッティング。

少しずつ動きを確認して、これはできる!これはやれる!

この動きでは痛くない!この動作では大丈夫!

そういう細かいことをひとつひとつ確認して、次のステップに進むことが理想!です。

この「リヒバリ4期」は、数日かけて行う場合がありますし、また場合によっては1週間単位で行う場合があります。

このリハビリプランも各選手により十人十色で「画一的ではありません」

しかし、そう理想通りに事が運ぶことは少ないのが現実です。

その理由は・・・

選手の「事情」です。

安静期をもったということの選手の焦り、痛みの不安等など・・・

これは絶対的レギュラーとボーダーラインの選手の心模様が違うのと同じで、リハビリペースをこちらの指導通り行えないというケースがあるということです。

徐々にペースをあげて!!!といって、患者さん、保護者・指導者・治療家の三位一体で確認したとしても・・・

焦りや不安により、急加速のリハビリをしてしまい・・・

ステップを踏まない練習、トレーニングで、元に戻ってしまう!ということは少なくありません。

ここらあたりは、現場では本当に難しい決断、判断が必要となります。

痛みがぶり返してくると、当然、治療家も焦ります!

一緒になって治療、リハビリにあたっているのですから当然です!

だから治療家は選手の性格も治療しながら熟知し、その選手にあった「リハビリプランの作成」そして実行にともなっても細心の注意を払う必要があります。

なかなか難しいですが、それが大切!

リハビリは「4期」にわけ、しっかりと計画、実行をしていきましょう!

少し長くなりましたが・・・

本日はここまで!

それでは本日月曜日!

今日も笑顔で元気にがんばりましょう!!!

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。

http://www.miyasako.net/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次