昨日は「障害と外傷」の違いについて説きました。
それでは本日から何日かにわたり、野球で起こり易い「障害」について説いていきます。
「障害」=「予防ができるもの」
と、昨日、説きました。
言い換えれば、痛みの発症、出現を抑えることが可能なもの!とも言えます。
野球をする上で最も代表的なものは・・・
「野球肩&野球肘」
と、呼ばれるものになろうかと思います。

専門的な分類となると・・・
野球肩と呼ばれるものの中に・・・
上方関節唇損傷
腱板関節包面断裂
上腕骨近位骨端離開
など・・・
野球肘と呼ばれるものの中に・・・
内側型
外側型
後方型
の3つに分類されます。
発症してしまってからは、投球禁止、治療、リハビリと3段階に分け、それぞれ「計画」を持って早期競技復帰を目指します。
この「計画」は非常に大事で、
また「計画」は必ず実行する!ことが大切です。
当たり前のことですが、これが案外できていないのが現状です。
これには試合が間近に迫っている、どうしても試合に出たい、休みたくない、休むとメンバーから外される・・・いろいろな原因があります。
子供たちにとっては、これはある種の「強迫観念」と捕らえるケースもあり、「治療計画遂行」に多大な障壁になります。
幼少期、少年期の「野球肩&野球肘」については、野球少年少女ではなく、大人たちがキチントした知識を持ち、実行すること「監視」することで、ほとんどのものが防げると考えています。
何度も説いていますが・・・
「障害」=「予防ができるもの」
基礎的な筋力、体力のない子供たちに技術的な指導ばかりに偏る。
十分な筋力、体力のない子供たちに過度に投球させる。
勝利至上主義で「場当たり的」な選択をする。
昔ほどの「我武者羅な練習」「根性論のみの練習」をしているチームは少なくなりましたが・・・
残念ながら、皆無ではありません。
未来ある子供たち!
次世代の野球を担う子供たち!
には・・・
健やかに成長して欲しいものです!!!
それには指導する大人、保護者が「正しい知識」を持っていなければいけません!!!
「障害」=「予防ができるもの」
ですから・・・
まずは、野球肩&野球肘にならないような指導!!!
そして、もし発症したならば・・・
「早期対応」「適切処置」を施さなければいけません!!!
幼少期、少年期に適切な指導ができない場合、その子供たちの将来に大きな傷をつけてしまうかもしれない・・・
今現在、野球肩&野球肘に苦しんでいる子供たちは、すぐに行動!
また、できるだけ発症させない努力を大人たちが!!!
「障害」=「予防ができるもの」
「野球肩&野球肘」=「予防ができるもの」
しっかり頭に叩き込んで!!!
わからないことがあれば、わからないまま進むのではなく、わからないことはキチント理解して進みましょう!!!
未来ある子供たちのために!!!
それでは、本日はここまで!!!
次回「vol.3」へ続きます・・・
それでは、今日もわからないことは一つ一つ理解して、自分のものにし、今日も一日笑顔でガンバリマショウ!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。