まずは、「おねしょ」と「夜尿症」の違いについて!!!
「おねしょ」と「夜尿症」は、夜寝ている間に無意識に排尿してしまうということでは同じですが、その違いのポイントは年齢です。
つまり、幼児期の夜尿をおねしょといい、6~7歳(小学校入学後)以後の夜尿を夜尿症というのが一般的です。
6~7歳になっても夜尿がつづく場合は、適切な対策をとったほうがよい場合が多いということで、病気を意味する「症」という言葉をつけて「夜尿症」といっています。
先月、「おねしょ」の小学生低学年の子供さんが3人来院されました。
この3人の子供さんに共通していた点は・・・
おねしょが「毎日」「ほぼ毎日」という点です。
どの子供さんも小児科で相談し、器質的疾患は見当たらなく、少し様子をみようということでした。
ただ、様子をみようと言っても、毎日布団、パジャマ、下着の洗濯に追われるということは非常に大変です。
また、小学生にもなって、おねしょなんて・・・という不安・・・
そして、なにより子供さんの「自信喪失」が問題です。
そんな患者さんがひと月に3人も来院したということは偶然というか、非常に珍しいことでした。
まずは、脈診という脈の強弱で東洋医学的な「証」をたて、脈を整えます。
脈を整える「鍼治療」
遠赤外線を使った温熱治療。
必要であれば、お灸(温灸)を施します。
脈がキチント整えば、あら不思議・・・
1回の治療で2人の患者さんは、翌日~1週間、おねしょはピタリと止まりました。
また、もうひとりの患者さんは1週間に2回の治療で毎日していたおねしょが週に1度になりました。
当院では基本的に「おねしょ」の患者さんには週に2回のはり治療を2週にわたり、計4回施行します。
また必要に応じ、自宅にて温灸をしていただきます。
先月の3人の患者さんは、皆様「おねしょ停止」という成果が得られました。
個人差があるので「治癒率100%」とは申しませんが、2週間にわたり4回の治療で良好な結果が得られると考えております。
先月のケースは小学生低学年でした。
これが高学年になると、低学年のように著効になるというケースは減少する傾向もあります。
泌尿器系に器質的疾患がない場合に限りますが、「おねしょ」でお悩みの方は、高学年になる前に、一度「はり治療」をされることをおすすめいたします。
食べ物や「はたけ」の話ばかりで、一体いつ仕事を?ちゃんと仕事をしているのか?という問い合わせも数多くいただきますが、キチント仕事はさせていただいております!(笑)
それでは今日も笑顔で仕事がんばっていきましょう♪
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。 http://www.miyasako.net/