第103回全国高校野球選手権大会・1回戦!vol.2

第103回全国高校野球選手権大会・1回戦!vol.2

新庄劇的な幕切れ・・・

勝利まであと1アウト。

新庄にとってはラストでまさかの悲劇・・・

昨日行われた大会2日目。

結果は・・・

1智弁学園10-3 倉敷商

2新庄 2-3 横浜

3高岡商 4-17松商学園

4東北学院 5-3 愛工名電

新庄。

春のセンバツは花田・秋山の両投手、2枚看板で全国でも通用する力をみせた。

この両投手が春のレベル維持、それ以上の上積みがあれば、全国でも闘えるのは明らか。

ただ、花田投手はセンバツ以降故障で調子を落とし、夏の予選でも、順調といえる仕上がりとは程遠いものであった。

また、その代わりといっては失礼だが、センバツはボールボーイを務めていた西井投手が急成長。

新庄の夏は「2枚看板プラスα」で臨んだ。

初戦、東の横綱・横浜。

強打の横浜。

防戦一方を予想する向きもあったが・・・

夏の予選の不調さを微塵も見せないエース花田。

準決勝の西条農戦のような投球であれば、勝つことは難しいと思われたが・・・

快投!

強打横浜を6回零封。

7回の先頭打者に四球を与えたところで夏の予選の主役西井投手にスイッチ。

ただ、当初から継投を想定した状況であったのであれば・・・

無死1塁で継投するのではなく、7回の先頭からの投手交代でもよかったのか・・・

リリーフする投手の性格なども考慮されるものではあると思うが、またベンチ事情は監督しかわからない部分ではあるが、そう感じた。

西井投手は期待にこたえ零封。

9回、新庄に貴重な追加点が入った。

追加点を得て、なお無死2.3塁。

ここで・・・

もう一点、もしくは2点が入っていたら・・・

無死2.3塁での無得点は、新庄に重くのしかかる・・・

そして2-0で迎えた最終回の守り。

この回の頭から抑えのエース秋山が登板するのかと思ったが・・・

西井続投。

先頭にヒットを打たれ、無死1塁。

ここで継投。

やはり、継投のタイミングが・・・

広島大会準決勝の西条農戦についても、やはり継投のタイミングが・・・

リリーフした秋田投手。

センバツの快投ができれば2点あれば問題のないとも思われた。

しかし、昨日は、得意のチェンジアップのコントロールが・・・

春のセンバツ甲子園でみせた「チェンジアップの制球度」

ストレートはもちろんだが、このチェンジアップのコントロールの良さが打者を翻弄する。

ただ、昨日は・・・

チェンジアップが抜ける・・・

どうだろう、昨日、チェンジアップがうまく決まった投球はゼロではなかっただろうか・・・

チェンジアップが抜ける・・・

自然とストレート勝負・・・

抜群のコントロールはあるものの、伝家の宝刀を持たぬストレートでは、強打横浜を沈黙させるのは困難・・・

それでも2死をとり、あと1つアウトをとるだけであるのあれば・・・とも思ったが・・・

野球は最後までわからない。

最後のアウトを取るまで、勝っていない。

まさかまさかの9回2死よりの「サヨナラ逆転スリーランホームラン」という幕切れ・・・

打った打者が1年生というオマケつき。

この横浜の1年生は、間違いなく、3年後、大化けをしていることでしょう。

あと1アウト、あと一人。

新庄の夏は、ここで完結。

迫田監督から後退した新生新庄。

迫田前監督が残された重戦力を駆使し春夏連続で甲子園に出場した新庄。

新生新庄のこれからは、今秋からが見どころになる。

常勝新庄となるか・・・はたまた・・・

新庄の動向を注視!

それでは本日大会3日目。

ここからは雨天が心配される日本列島。

とりあえず予定は・・・

1明桜-帯広農

2県岐阜商-明徳義塾

3神国大付-北海

4小松大谷-高川学園

2試合目の名将対決は見逃しせぬよう!

「素人野球狂・宮迫」でした。

それでは本日も高校球児に負けないように、笑顔で元気に頑張っていきましょう!

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