まずは結果から!!!
関西 3-7 広陵
開星 9-1 岩国商
岡山絶対王者関西と広島絶対王者広陵の対決!
まずは「素人野球狂・宮迫」の恒例の試合前ノック視察!!!
キビキビ動く広陵ナインに比べて、なにか動きが鈍い関西というのが第一印象!
試合前ノックは広陵に軍配!
そしてスタメン。
両校とも前日の1回戦とは違う投手の登板!
両校とも準決勝でエースの登場ということでしょうか・・・
ただ中国大会に出場するチームはやはり投手は「2枚」はキッチリと揃えているということでもあるのでしょう。
広陵は外野手を一人変えての準決勝。関西は投手以外は全員同じオーダー。
立ち上がり、関西のエース田中君は左打者に対し、インコースを有効に使い、無難な立ち上がり。
一方、広陵エース吉川君は、先頭打者の初球を痛打され、動揺したのか・・・
制球が定まらない・・・
相手の盗塁失敗で立ち直るかと思われた2番打者に追い込んでからの甘い球を再び、痛打!
フワフワな立ち上がり・・・
3番打者を三振に打ち取るも、4.5番に連打を浴び、先制点を献上。
ツーストライクまでは追い込むも痛打。
立ち上がり、スライダーを狙われているのに決め球でスライダー。
ストレートを上手に使えていれば!という初回の立ち上がりでした。
ただし、4安打されるも・・・1点という最少失点。
関西にしたら、手痛い初回!とも言えました。
先制を許した広陵の2回の攻撃。
先頭が四球で歩き、2球目に盗塁を決める。
今年の広陵は「機動力」を使う!
送りバントが安打になるというラッキーもあり、無死満塁。
ただ、後続の二人が倒れ、二死満塁。雰囲気は最悪・・・
この回を無失点で切り抜けていれば・・・完全に関西ペースのゲームになっていたものと思われます。
二死満塁から打者吉川君が、追い込まれてからのセンター前で逆転打。
初回の失点を次の回に自分のバットで挽回!
フワフワの立ち上がりを見せていた吉川君ですが、逆転をしたということ、また中国大会初登板ということの緊張感も徐々に緩解・・・
アンパイアの左打者の内角が、俗にいう「カライ!」という判定もあり左打者内角球に苦戦するも・・・
2回から変化球とストレートの配分もよくなり、初回の単調さはなくなり、徐々にペースをあげる。
3回広陵の攻撃。
先頭2番松原君がヒットで出塁。すかさず盗塁。
内野ゴロの間に3進。タイムリー。
理想的な攻撃で追加点!
5回広陵の攻撃。
先頭1番赤川君がヒットで出塁。すかさず盗塁。
ここで関西の投手交代。
ただ交代した投手は外野手から登板。準備ができていない!ということもあったのか死球、ワイルドピッチで追加点。
この4点目で勝負あり!という感じでした。
6回に広陵は得点を許したのですが、四球、エラー絡み。
やはり野球の得点には「四球・エラー」がどうしても絡みます。
広陵は8回に2死ランナーなしの状態から、ヒット2本で3点を奪います。
ただ、この3点も関西投手の四球が絡み、ワイルドピッチのバッテリーエラーでの得点。
ただ、2死ランナーなしの状態から3点とった広陵のしつこさ!
広陵と言えば、どちらかと言えば、打って勝つ!投げて勝つ!という王道野球が多いと感じていましたが、
今年の広陵は、機動力野球!コンパクト野球!という様相です。
投手陣も吉川投手、前日に先発勝利投手になった高木投手、剛球の生島投手の3本柱が健在。
3投手とも飛び抜けた投手!!!ではありませんが、安定感がある3投手です。
また、特筆すべきことが・・・
昨日の決勝戦で2番手で登板した投手は、なんと1年生!!!
尾濱一真投手。173センチ、75キロ。
3月まで中学生だった選手が得点差はあるとはいえ、中国大会準決勝のマウンドを踏む!
スピードこそ130キロ前後で剛球ということはありませんが、この経験は広陵にとって貴重な存在になるはずです!
また、尾濱君ともうひとり、丸山君という1年生が18人のメンバーの中に名を連ねております。
選手層が分厚い広陵において1年生からメンバー入りとするということは、とても凄いことです!
今後の広陵1年生コンビ、尾濱・丸山君にも注目です!!!
話を試合に戻しまして・・・
結局、広陵が関西相手に横綱相撲の末、完勝!という準決勝第一試合でした。
第二試合は・・・
開星 9-1 岩国商
岩国商が先に先制するも・・・
猛爆開星打線が爆発!!!
連投となる岩国商森国投手に襲い掛かりました。
前日は広島工から9得点!
開星打線は本物です!
そして・・・
本日、いよいよ決勝戦です!
広島絶対王者広陵vs島根絶対王者開星のガチンコ対決!!!
注目は・・・
「広陵投手陣vs猛爆開星打線」という図式になるでしょうか。
多彩な投手陣を要する広陵が猛爆開星打線にどう対峙するか!?
また、開星の恩田投手は恵まれた身体から繰り出す速球が武器!
テンポに乗れば、なかなか手がつけられなくなるかもしれませんが、裏を返せば、単調になる帰来があります。
開星恩田投手のテンポに巻き込まれず、マシンガン広陵・機動力広陵が機能するか!?
両校は中国大会の「栄冠」というタイトルもありますが、どちらのチームも「実力」を試すにはもってこいの舞台、相手です。
夏に向けての布石!!!となる今日の決勝戦!!!
広陵投手陣、広陵機動力が「課題」をクリアできるか!?
中国大会は本日クライマックスです!!!
昨日の準決勝、広島県の有力校が偵察に訪れておりました。
夏への闘いはネット裏でも行われていました!!!
少し長文の、でも少し控え目な・・・「素人野球狂・宮迫」でした!(笑)
それでは広陵の驀進を願い、今日も一日笑顔でがんばっていきましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。