第122回春季中国地区高等学校野球大会準決勝!

まずは結果から!!!

関西 3-7 広陵

開星 9-1 岩国商

岡山絶対王者関西と広島絶対王者広陵の対決!

まずは「素人野球狂・宮迫」の恒例の試合前ノック視察!!!

キビキビ動く広陵ナインに比べて、なにか動きが鈍い関西というのが第一印象!

試合前ノックは広陵に軍配!

そしてスタメン。

両校とも前日の1回戦とは違う投手の登板!

両校とも準決勝でエースの登場ということでしょうか・・・

ただ中国大会に出場するチームはやはり投手は「2枚」はキッチリと揃えているということでもあるのでしょう。

広陵は外野手を一人変えての準決勝。関西は投手以外は全員同じオーダー。

立ち上がり、関西のエース田中君は左打者に対し、インコースを有効に使い、無難な立ち上がり。

一方、広陵エース吉川君は、先頭打者の初球を痛打され、動揺したのか・・・

制球が定まらない・・・

相手の盗塁失敗で立ち直るかと思われた2番打者に追い込んでからの甘い球を再び、痛打!

フワフワな立ち上がり・・・

3番打者を三振に打ち取るも、4.5番に連打を浴び、先制点を献上。

ツーストライクまでは追い込むも痛打。

立ち上がり、スライダーを狙われているのに決め球でスライダー。

ストレートを上手に使えていれば!という初回の立ち上がりでした。

ただし、4安打されるも・・・1点という最少失点。

関西にしたら、手痛い初回!とも言えました。

先制を許した広陵の2回の攻撃。

先頭が四球で歩き、2球目に盗塁を決める。

今年の広陵は「機動力」を使う!

送りバントが安打になるというラッキーもあり、無死満塁。

ただ、後続の二人が倒れ、二死満塁。雰囲気は最悪・・・

この回を無失点で切り抜けていれば・・・完全に関西ペースのゲームになっていたものと思われます。

二死満塁から打者吉川君が、追い込まれてからのセンター前で逆転打。

初回の失点を次の回に自分のバットで挽回!

フワフワの立ち上がりを見せていた吉川君ですが、逆転をしたということ、また中国大会初登板ということの緊張感も徐々に緩解・・・

アンパイアの左打者の内角が、俗にいう「カライ!」という判定もあり左打者内角球に苦戦するも・・・

2回から変化球とストレートの配分もよくなり、初回の単調さはなくなり、徐々にペースをあげる。

3回広陵の攻撃。

先頭2番松原君がヒットで出塁。すかさず盗塁。

内野ゴロの間に3進。タイムリー。

理想的な攻撃で追加点!

5回広陵の攻撃。

先頭1番赤川君がヒットで出塁。すかさず盗塁。

ここで関西の投手交代。

ただ交代した投手は外野手から登板。準備ができていない!ということもあったのか死球、ワイルドピッチで追加点。

この4点目で勝負あり!という感じでした。

6回に広陵は得点を許したのですが、四球、エラー絡み。

やはり野球の得点には「四球・エラー」がどうしても絡みます。

広陵は8回に2死ランナーなしの状態から、ヒット2本で3点を奪います。

ただ、この3点も関西投手の四球が絡み、ワイルドピッチのバッテリーエラーでの得点。

ただ、2死ランナーなしの状態から3点とった広陵のしつこさ!

広陵と言えば、どちらかと言えば、打って勝つ!投げて勝つ!という王道野球が多いと感じていましたが、

今年の広陵は、機動力野球!コンパクト野球!という様相です。

投手陣も吉川投手、前日に先発勝利投手になった高木投手、剛球の生島投手の3本柱が健在。

3投手とも飛び抜けた投手!!!ではありませんが、安定感がある3投手です。

また、特筆すべきことが・・・

昨日の決勝戦で2番手で登板した投手は、なんと1年生!!!

尾濱一真投手。173センチ、75キロ。

3月まで中学生だった選手が得点差はあるとはいえ、中国大会準決勝のマウンドを踏む!

スピードこそ130キロ前後で剛球ということはありませんが、この経験は広陵にとって貴重な存在になるはずです!

また、尾濱君ともうひとり、丸山君という1年生が18人のメンバーの中に名を連ねております。

選手層が分厚い広陵において1年生からメンバー入りとするということは、とても凄いことです!

今後の広陵1年生コンビ、尾濱・丸山君にも注目です!!!

話を試合に戻しまして・・・

結局、広陵が関西相手に横綱相撲の末、完勝!という準決勝第一試合でした。

第二試合は・・・

開星 9-1 岩国商

岩国商が先に先制するも・・・

猛爆開星打線が爆発!!!

連投となる岩国商森国投手に襲い掛かりました。

前日は広島工から9得点!

開星打線は本物です!

そして・・・

本日、いよいよ決勝戦です!

広島絶対王者広陵vs島根絶対王者開星のガチンコ対決!!!

注目は・・・

「広陵投手陣vs猛爆開星打線」という図式になるでしょうか。

多彩な投手陣を要する広陵が猛爆開星打線にどう対峙するか!?

また、開星の恩田投手は恵まれた身体から繰り出す速球が武器!

テンポに乗れば、なかなか手がつけられなくなるかもしれませんが、裏を返せば、単調になる帰来があります。

開星恩田投手のテンポに巻き込まれず、マシンガン広陵・機動力広陵が機能するか!?

両校は中国大会の「栄冠」というタイトルもありますが、どちらのチームも「実力」を試すにはもってこいの舞台、相手です。

夏に向けての布石!!!となる今日の決勝戦!!!

広陵投手陣、広陵機動力が「課題」をクリアできるか!?

中国大会は本日クライマックスです!!!

昨日の準決勝、広島県の有力校が偵察に訪れておりました。

夏への闘いはネット裏でも行われていました!!!

少し長文の、でも少し控え目な・・・「素人野球狂・宮迫」でした!(笑)

それでは広陵の驀進を願い、今日も一日笑顔でがんばっていきましょう!!!

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。

http://www.miyasako.net/

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