親のための共育論!vol.32
教育。
いや、共育。
教え育てる。ではなく・・・
共に育つ。
それが共育。
子育てに悩める親御さんのヒントになれば・・・
第三十二弾は・・・

「冷静さ」
親に一番必要なもの。
親が子どもと接するとき、一番大切なこと。
冷静さ。
言葉は簡単であるが、とても難しいこと。
ただ、それを日々の中で訓練しておくこと。
そうしていれば、子どもの「いざ」というときに、冷静でいられる。
親が冷静さを失えば、子どもは迷走します。
特に「いざ」というときは、子どもは冷静でいられません。
その時に、親が子どもと同化し、一緒に冷静さを失うということは、その親子のためになりません。
子どもが起こす事象について一喜一憂しない、冷静に事象をとらえる訓練。
喜怒哀楽。
もちろん子どもの前で出すことも必要ではあります。
ただ、その喜怒哀楽を出しても、心の奥底に「冷静さ」は持っておくことが大事。
冷静さを失うと、大事なものを見落としてしまうこと、多々・・・
常に、子どもに寄り添う!ことだけが親の仕事ではなく、一定の距離感も保ち、冷静さも失わぬこと。
30年前の親子関係と、現在の親子関係は、随分と変化してきていると考えられます。
時代の変化とともに親子関係も変化をしているのでしょうが、この「冷静さ」というのは普遍的なものと考えます。
冷静さ。
子どもと接する際は、冷静さを忘れぬように。
子育てに「マニュアル」はありません。
子ども一人一人の個性があり、一筋縄ではいかないのが子育て。
だから、ひとつの成功体験にのみ、すがるのではいけません。
自分の子どもに合った子育て。
正解がたくさんある子育て。
悩みが多くあるのが子育て。
でも、そんな子供の成長をみるのが親の醍醐味。
未来ある子供たちを少しでも輝ける大人になるための子育て。
共育。
子どもだけを育てるのではなく・・・
親も子供に育てられます。
冷静さ。
子どもと接する際は、冷静さを忘れぬように。
共に成長し、ともに心豊かになれることを祈ります。
自称素人共育評論家・宮迫でした。
それでは、本日も、笑顔で元気に頑張っていきましょう!