超絶・おすすめpoint22~リピート必至~
『龍安寺』(京都)

枯山水。
見た人の心に委ねる、まさに、これこそ芸術・・・
見る方向、角度、また、自身の心の在りようで、いかようにも見えてくる「心の中」
芸術的なことは全くチンプンカンプンですが・・・
ここには「強い想い入れ」がある。
大阪で一人暮らしを始めた18歳。
毎晩のように見る悪夢がなかなか頭から離れれず、心を病んでいた時期がある・・・
そのとき、高槻駅から京都駅に電車で行き、そこから原付バイクのレンタルで京都を散策した・・・
そのとき、一番長い時間を過ごした場所が・・・
「龍安寺」
18歳の学生が、意味も分からず、枯山水を数時間に渡って眺めていた時・・・
寺院関係者が、声をかけてくれた・・・
学生が数時間、枯山水をみたまま、座したまま動かず・・・
で、気にかけてくれたようです・・・
ま、気になりますわな・・・(笑)
正確な時間を覚えてはいないのですが、時間にして3時間程度は同じ場所に座って考え事をしていた学生。
それに声をかけてくれ、心を案じてくれた龍安寺関係者。
その一件以来、少しこころの負担が軽くなり、前に進み始めることができた気がする・・・
それから約40年ほどが経過し、再訪・・・
40年前のことを、鮮明には思い出すことはできませんでしたが、座っていた場所、声をかけてくれた方向は想いだし、感慨もひとしお・・・
今回は後ろに予定があったので、長居をすることができませんでしたが、次回は、できるだけ早いタイミングで、ゆっくりと座してみよう・・・
そう想えました。
学生時代の苦しい時期が走馬灯のように流れ、自分の歴史を感じることができる場所。
「起点」
自分にとっての「想い入りが強い」「かけがえのない場所」
そして40年前に出会った「つくばい」
その「つくばい」に記された・・・
「吾唯足知」
悩める学生には、染み渡った「吾唯足知」
この「吾唯足知」が記された風呂敷を購入し、ひとり暮らしの壁に掲げ、自身に言い聞かせた・・・
自身に起点となった場所「龍安寺」
人にはそれぞれそんな場所があるのではないだろうか・・・
そんな場所があるとすれば、再訪してみてはどうだろうか・・・
いや、いつ行けなくなるかわからないのであれば、思い立ったら、すぐに、行こう・・・
自分にとって、それが「龍安寺」
皆様も一度、龍安寺訪れてみてください・・・
超絶におすすめします。

なんと開門が8時なので、朝一、まだ人が少ない段階で訪れることをさらに超絶におすすめします。
今回は紅葉にも出会えました。
2025年、あと1カ月ですが、自身に幸運が舞い降りきた気がします・・・
ありがたや・・・ありがたや・・・
さぁ、龍安寺、ぜひいってらっしゃいませ!
それでは、本日も笑顔でがんばっていきましょう!
