野球練習考察!vol.4ウォーミングアップ!
vol.3まで、「練習の意図」の大切さ、「練習時間」は内容で決めろ!と説きました。
大枠の概論であったわけですが、ここからは各論に入ります。
練習を始めるにあたり、まずすることと言えばウォーミングアップだと思います。
では、ウォーミングアップについて考えてみましょう。
ウォーミングアップも、意図が重要で、時間が問題ではありません。
長時間ウォーミングアップをしたからOK!という問題でありません。
では、ウォーミングアップにどんな意図を持つか!?
ウォーミングアップは時間ではなく、質が大切になります。
野球の練習をする前に、身体にどんな準備をさせるか!?
身体の各所にどんな準備をさせるか!?
どの筋肉、関節にどんなテンションをかけるか!?
打撃に必要な筋肉、関節はどこ?
守備に必要な筋肉、関節はどこ?
曖昧なまま、曖昧にウォーミングアップをするのは時間を無駄にもしますし、ケガの元にもなりかねません。
チームによってはウォーミングアップがトレーニングのようになっているチームもあります。
もちろんトレーニングと意図して行っているのであれば問題はないのですが、ウォーミングアップがトレーニングになり、その後の練習に影響を及ぼすのであれば本末転倒。
練習には意図をもってやる!
曖昧な練習、根性練習は身体の疲労の蓄積を増長しケガを誘発させる危険もはらんでいます。
このストレッチをしたらどこがどう動くのか!?
打撃に必要なストレッチとは?
守備に必要なストレッチとは?
それを考えることが「まず」必要なこと。
また、ストレッチを練習前にやったから大丈夫!という考えも危険で、練習の合間にも関節運動、筋肉運動をさせておくことが必要です。
指導者はそうしたことを選手に伝える責任があります。
大人ならいざ知らず、子供たちにそうした知識を与え、意識を持たせ、そして自分で考えるチカラをつけていくことが必要です。
そうすることで野球障害になる子供たちは少なくなります。
大好きな野球をずっと続けられるように!
指導者は子供たちにしつかりと伝えていかなければなりません。

ウォーミングアップは時間ではなく、質!
それでは本日も、時間ではなく質を大切に笑顔で元気にがんばっていきましょう!!!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
http://blogs.yahoo.co.jp/miyasakoproject2016
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」