冬真っ盛り!
この季節になると風邪、インフルエンザなどで「咳込む」方が増えてまいります。
その咳が原因で・・・胸部痛になることは決して珍しくありません!!!
それでは・・・
咳のチカラとはいかほどのものか!?
もちろん皆様ご存じだとは思いますが、咳をすると相当の体力を消耗します。
咳の「度合い」にもよりますが、1回の咳で「約4kcal」の運動量と推計される報告もあります。
そう換算すると・・・
咳4回で100段の階段を登るのと同じ運動量になることになります。
これって・・・凄くないですか!?
咳込むと・・・相当に体力を消耗することは数字上でも確認できるわけです。
それでは、なぜ咳がでるのか!?
この先は・・・お時間のある方だけ、読み進めてくださいませぇ~♪(笑)
咳が出る原因は様々です。咳の原因はウィルスや菌、または煙草の煙などがありますが、咳が引き起こされるメカニズムそのものは極めて単純です。
咳は基本的に、体の中に入った異物に対して体が反応して引き起こされる現象です。
取り込んでしまった異物に対して、身体が咳を引き起こすことで体の外にその異物を排出しようとしているのです。
風邪やインフルエンザなどウィルスや菌による病気の時に引き起こされる咳でも基本的には同じメカニズムで咳は起こります。
私たちの身体は、咳を引き起こすことで内側から空気を気道に勢いよく出し、2つのことを行っています。
1.咳の勢いによって気道を広げ呼吸ができるようにすること。
2.体内に入ったウィルスなどを空気の勢いによって体外に排出しているのです。
1は身体の反射の働き。
2は身体の免疫機能によるもの。
咳は「身体が自分自身を守ろうとしている」証拠ということになります。
咳をすると当然「胸郭」が変動します。
咳が止まらないと、胸郭運動が増大し、胸部の痛みを生じることがあります。
簡単に言えば、胸郭が過度に動くと当然、それに付随する胸筋も過度に可動します。
過度に可動することにより・・・胸部痛を含め、様々な症状が出現する場合があります。
咳は正常な生体反応ではありますが、諸々の症状を引き起こす。
根本の咳を止めるための治療をしないといけませんが、胸部の痛みは咳と共におさまってくるものではありません。
何事も早期治療は大切です!!!
咳からの胸部痛は咳をしなければ防げますので、咳をしないで生活していける免疫力構築が1番!
咳がでたら、早期治療が2番!
そして咳をしてからの胸部痛を感じたら、これも早期治療!!!
空気の乾燥が続き、ウイルスの繁殖の絶好の季節です!!!
しっかりとしたウイルス対策!!!そして、ウイルスに負けない根性もっ~♪(笑)
それでは、今日もウイルスに負けないように、笑顔でがんばりましょう~♪
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。