2012年9月21日、22日と呉市警固屋の鍋地区に鎮座する1127年に創立されたといわれる歴史ある宇佐神社にて大祭が執り行われました。宇佐神社は見晴らしのよい高台にある神社で、瀬戸開削の際に平清盛が宿し、深く信仰したとも伝えられます。

北区・西区・中央区の3つの地区から、それぞれ太鼓や稚児さん、また《やぶ》と呼ばれる鬼が出て、それぞれの地区を練り歩き、神社を目指します。
宇佐神社の所在地は呉市警固屋4丁目14-31
宇佐神社の御祭神
品陀和氣命(慶神天皇)
息長帶日賣命(神功皇后)
玉依毘賣命(神武天皇の御母)
この祭りの1番の見どころはやはり、俵神輿を担ぐ青年団とやぶによる『宮入り』の場面です。

俵神輿をお宮へ入れようとする青年団と、それを阻止しようとするやぶの石段上でのやりとりはとても迫力があり、毎年たくさんの見物客で賑わいます。

私も興奮のあまり、写真を撮り忘れてしまいました…

宮入り後は境内を回り、その後、鍋桟橋にある浜ノ宮へ神輿をおろし、神事を執り行い、それぞれの地区へ戻ってお祭りは終了となります。
呉市の秋祭りはこれから11月3日まで、ほぼ毎週のようにいろいろな神社で行われます。
ちなみに警固屋では、10月21日に貴船神社、10月28日に森土恵神社でお祭りがありますので、興味のある方は一度足を運ばれてはいかがでしょうか?
警固屋の祭り「宇佐神社」
警固屋の祭り「貴船神社」夜頃
警固屋・宇佐神社秋季例祭
休診日:日曜・祝祭日