「リハビリの理想と現実」
通常、リハビリは安静期 → 徐々にあげていく!

というのが理想です。と、昨日、説きました。
ただ・・・
現実にはそう簡単に行くものではなく・・・
本日は「リハビリの理想と現実」のお話です。
リハビリは、徐々にあげていく!
そんなことは誰でも知っている当たり前のことだと思います。
ただ、その「当たり前」がなかなかできないのです!
理由は、いろいろとありますが、一番の原因は「ケガ・障害での出遅れをできるだけ速やかに取り戻したい!」という気持ちが強いからです。
そうでなくても、ケガ・障害でライバルたちに遅れをとってしまっている現実がありますから・・・
昨日、リハビリは4期にわけて、身体の状態と相談しながら、やる!と説きました。

理想でいけば、右肩上がりの回復度になるはず!
ただ、それが、気持ちばかり焦って・・・急激なリハビリをすると・・・

系列1、2のように・・・
リハビリ1期で60%のチカラで復帰を果たすと・・・
リハビリ2期では、リハビリ開始前以下の状態になってしまうことも・・・
そこから、再び、治療、安静期にはいったとすると・・・
理想では4期で完全復活!という場面で・・・
20%の回復力しか得られない!という現実が・・・
もしくは65%の回復力しか得られない!という現実が・・・
通常のリハビリ過程を進行すると「4期」で完全復活!なのに・・・
「4期」の時系列では、20%、65%の回復力しか得られない!ということも・・・
この現実をできるだけ回避するために、治療家は、徹底的にリハビリについて「話し」をしなければいけません。
患者さんはもちろん、保護者・指導者を含めた「三位一体」が必要!
そうすることで、野球障害・野球外傷から、できるだけ速やかに完全復活!できる!と信じています。
治療をするだけ!が治療家の仕事ではなく、競技復帰!に至る過程も「治療家」の仕事です。
現実的にはなかなか難しい問題もありますが・・・
治療家は、やらなくてはいけない!ことです。
また、保護者・指導者の方々にも、子供たちの身体の状態を正確に把握して、指導していく!という責任もあります。
未来ある子供たちに、正しい知識を大人たちが教えていくことで、日本の宝(子供たち)を健やかに、成長させていかなくてはいけません。
リハビリの理想!

4期にわけて!
子供たちの身体の状態を正確に把握して!!!
それでは毎日、喉がカラカラになりますが、しっかりと手と口を動かして、がんばっていきます!!!(笑)
もちろん笑顔で!!!
皆様も今日も一日笑顔で!!!
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