第97回全国高等学校野球選手権広島大会
決勝!
新庄初優勝!!!
3年連続決勝進出で・・・
3年越しの・・・
初優勝!!!
おめでとうございます!!!
昨日、行われた広島の最終決戦!
呉から甲子園へ!を合言葉に爆走した市立呉ですが・・・
新庄高校に最後の最後に寄り切られてしまいました・・・(無念)
昨日、「素人野球狂・宮迫」が試合のキーポイントしてあげたのは・・・
3つ・・・
1.3点差以内の接戦。
2.オーソドックスな作戦対決!
そして・・・
3.「盗塁」
「素人野球狂・宮迫」、見事に的中!?(笑)
試合は「3-1」
随所にバント、盗塁・・・
それをキチンと体現できたのが新庄!ということになりました。
しかし、盗塁は盗塁でも・・・
あのような形を想像はしていませんでした・・・(汗)
なんだか昨日の新庄ですが・・・
往年の広商野球!を見せられた感があります。
「1年に一度、あるかないか!?」というプレー。
いや迫田監督も「試合ではほとんど経験がない!」というプレーが初回に飛び出す!!!
なんと・・・
先制点は・・・
ホームスチール!
盗塁をどんな形で成功させるか!?という想像はしていましたが、まさかホームスチール!とは・・・
ギャンブル!的な作戦ではありますが・・・
これには伏線があります。
迫田監督さんは、大の分析家!!!
わたくしも、秋、春、そして今夏、いろんな試合を観戦させていただきましたが、どの試合にも「偵察」にきていたのは・・・
新庄高校だけ!!!です。
また、その偵察も徹底しています。
1球、1球のコース、球種を記録することはもちろん、投球速度、牽制球の数、速度、タイミングをすべて記録・・・
投手の分析はもちろん、各打者の打った球、飛んだコース、事細かく記しています。
あ、これは、新庄高校のスコアラーさんと相席になったり、席が前後していたりして得た情報ですので、あしからず・・・
それだけの膨大な情報をどう整理し、どう活かすか!?は監督の腕次第!!!
情報をインプットしても整理できなければ・・・
またアウトプットできなければ、意味がありません。
そうした意味では迫田新庄監督は・・・
キッチリと各スコアラーが持って帰った情報を整理し、頭の中に叩き込んでいることが、昨日の試合で体現されました!!!
そんな伏線があり・・・
の、ホームスチール!
そして得点した4回の攻撃の盗塁。
4回二死無走者からの攻撃・・・
1人のランナーが出て・・・
牽制球を誘い、ひっかかると見せかけての進塁が、なんと2つ!
この2つの盗塁!!!が勝負を決めました!!!
ヒットが絡んだのも、その盗塁を決めた直後の2回!!!
最少安打で得点する!!!
どこかでみたような・・・
普段、こんな練習をしてなんになるの?と思っていた、1年に一度、あるかないかのプレーを試合で・・・
それも一番大事な決勝の大事な場面で「成功」させる選手たちも凄い!!!
迫田監督の作戦の意味を確実に理解して遂行した「選手たち」アッパレ!
また、その作戦を思いついた「迫田監督」にアッパレ!
今年の広島は戦国!
どこが甲子園に行っても不思議ではない!大会でした。
しかし、最後の最後の決勝戦で、あのようなプレーが2度、3度とできたことは・・・
新庄が勝つべくして勝った!!!と言わざるをえません。
市立呉が「付け入るスキはなかった!」のが昨日の決勝戦です。
スキを作らなかった迫田新庄が一枚上手でした。
また、せっかくですから、新庄迫田監督の采配でもうひとつ。
新庄高校のスタメンは・・・
日替わりでした!!!
通常強いチームというのはスタメンが固定され、途中出場する選手も、定型なものが多いので実情・・・
しかし、新庄高校のスタメンは対戦相手でガラり!と姿を変え、前日4番を打った選手が翌日9番にはいったり・・・
準々決勝まではスタメンで起用されていない選手が、準決勝でいきなりスタメン起用されたり・・・
はたから見ると「大抜擢!」「大降格!」という手法を多用されました。
この作戦は、ある意味斬新で、新しいです!!!
しかし、この作戦に隠されたものは、普段の練習でベンチ入り選手すべての準備が整っている!という裏返しでもあります。
口ではベンチ入りの選手は常に準備!と言っても・・・
ほとんどがスタメン+αという選手起用の場合が多く、意外と控え選手の準備ができていない場合が多いこと多し。
そんな中で、新庄高校のベンチ入りの選手はすべてが準備万端!!!になっていました。
これは、迫田監督の徹底した指導が行き届いていると感じました。
その意味で・・・
往年の広商野球の原型をみた気がしました・・・
ある意味「背筋がゾッ!」とする試合でした。
スター選手はいないものの「非常にいいチーム新庄高校!!!」
監督ばかり褒めると、なんなので・・・(笑)
少しばかり選手のことを・・・
2年生投手の堀君。
前日の不安定な立ち上がりからはうってかわり、きれいな立ち上がり!
疲労がある中で、きっちりと修正するあたりは・・・さすがです!
甲子園まで、少し時間があるのでしっかりとコンディショニングをし、万全の態勢で甲子園に臨んでほしいものです!
また、市立呉ですが・・・
随所に「いい形」はみせました。
ただ、中村監督が出した勝負どころのバントの失敗など新庄高校に比べると少々反省が残ります。
ただ、準優勝アッパレ!
呉から甲子園に!も、そう遠くない時期に実現できそうですね。
決勝戦の経験を来秋に向けて修正し、身体の準備、そして技術の向上に繋げて欲しいですね。
市立呉、準優勝おめでとう!!!
そして、新庄高校、優勝おめでとう!!!
甲子園でも緻密な野球で広島県を盛り上げてください!!!
以上、決勝戦は非常に暑い熱い闘いになりましたが、内容が「背筋がゾッ!」とする闘いになり、今年は特にチカラが入った「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは、本日も高校球児に負けないように元気に笑顔でがんばっていきましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。