本日は、肋骨骨折について!
肋骨の折れるメカニズムには2種類あり、ひとつは外力が直接肋骨に作用してその部位が折れるもので(直達外力)、 もうひとつは外力が加わった部位から離れた場所で肋骨が折れるものです。(介達外力) 一般に、年少者では肋骨に弾性があるため肋骨骨折を起こしにくく、その反対に高齢者では肋骨がもろくなっているため、 比較的小さな外力でも簡単に肋骨骨折を起こします。 左右に12対ある肋骨のうち、肋骨骨折の好発部位は第4?8肋骨です。
原因は?
肋骨骨折は、交通外傷や高所からの墜落などの大きな外力によるもののほか、さきほども記しましたが、高齢者では軽微な力でも骨折にいたるとことがあります。 スポーツ外傷や暴行などによっても発生します。 また、まれにはゴルフのスイングに伴って肋骨骨折を引き起こすことがあります。
症状の現れ方
肋骨骨折では、骨折部位に一致した疼痛(とうつう)および圧痛(あっつう)、腫脹(しゅちょう)、皮下出血が現れ、 骨折部を軽く圧迫した時に軋轢音(あつれきおん)が生じることがあります。 また、呼吸運動に伴って疼痛が強まるため、患者さんは骨折部のほうに体を曲げ、呼吸の時に患部の胸郭があまり 動かないようにする姿勢をとることが多くなります。
検査と診断
肋骨骨折の多くは、胸壁の触診と胸部単純X線撮影により診断可能です。 肋骨骨折では斜位の肋骨X線撮影が、また胸骨骨折では胸骨の側面撮影が、それぞれ診断に有用です。 しかし、肋軟骨部(ろくなんこつぶ)の骨折はX線で確認することができず、 軽度の肋骨亀裂(きれつ)骨折ではX線上で異常を認めないこともあるので注意しなければなりません。
もちろん接骨院でX線を撮る事はできませんが、触診、軋轢音の有無、症状で判断いたします。 整形外科と連携して最善の方法を選択します!!!
治療
単なる肋骨骨折であれば、固定帯による圧迫固定、テーピング固定で、多くは数週間で軽快します。 肋骨の転位が著しい場合、また高度な骨折では、外科手術などが必要になることもあります。
応急処置はどうするか?
肋骨の骨折では、呼吸運動に伴って胸痛が強まることから、患部に厚手のタオルなどを当て、これを軽く圧迫することで疼痛を軽く することができます。
肋骨の複数本の骨折の場合、胸腔内損傷を合併している可能性があるので、発生機転が激しい場合は注意が必要です。
激しくぶつけた、ゴルフスイングで痛みが出た!いろいろな原因がありますが・・・肋骨部の痛みがある場合は・・・
すぐに接骨院へ!!!
もちろん、治療をすれば、はやくよくなります!!!
それでは、今日もあちこち、ぶつけないように!!!笑顔でがんばりましょう!!!
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