一般に言われる「膝に水がたまる」と言われる症状は、「関節水腫」と呼ばれ、 その原因となる疾患のなかで最も多いのは「変形性膝関節症」です。
そのほかにも、関節リウマチなどの関節炎や病原菌の感染による関節炎、痛風(ツウフウ)などの代謝性の関節炎によっても水が膝に溜まることがあります。
さて、ここでいう水とは何なのか、疑問に思われる方も多いでしょうから、説明しておきましょう。
膝関節の表面は、軟骨に覆われており、外側には関節を包み込んでいる「関節包」という袋があります。
この関節包の中に入っている関節液は、関節内の「滑膜」という組織で作られて、軟骨の栄養と潤滑油の役割をしているのです。
しかし、その機能は老化とともに軟骨が擦り減ってきて変性したりすると、滑膜が炎症を引き起こしてしまうのです。
滑膜が炎症を起こすと、関節液が必要以上に分泌され、関節液がどんどん溜まっていくと、「膝に水がたまる」という症状が起こるのです。
膝関節に水がたまって、炎症を引き起こされて、痛みが強い場合には、この水を抜いた方が楽になることもあるでしょう。
整形外科、外科で診察をしていただくと、必ず抜水します。
ただ、接骨院では抜水はできません!
でも・・・その前に・・・
いったん水を抜くと、慢性化しクセになるとか、水が溜まりやすくなって悪化する、といった理解をされている方が多いのですが・・・
それは違います!!!
関節液を抜いたから水が溜まりやすくなるのではなく、
炎症などの根本的な原因が取り除かれない限り、関節液を抜いても、1週間程度でまた繰り返し水がたまってしまうのです。
膝関節にたまった関節液をそのままにしておくと、膝の痛みが増したり、膝が曲げにくくなったりといった症状が継続します。
では接骨院ではどうするのか?
炎症を抑えることに専念します!!!
炎症を抑えることができれば・・・
抜水の必要はないのです!!!
抜水はクセになるわけではありませんが、抜水だけをしていては・・・必ず繰り返します。
だから、根本の炎症をとることをすればよい!ということになります。
接骨院では抜水はできないので、徹底的に炎症を抑える手法をとり、関節水腫をなくします!
これ、可能?と思われる方も多いのですが・・・
可能です!!!
この写真の患者さんは、変形はそんなにひどくはないですが、膝の屈伸のしすぎで、わずか一日で、この腫れになってしまいました。
大きな外力、力が加わらなくても、こうしたことは起こりえます。
でも、こんなに腫れても・・・膝に水が溜まっても!!!
接骨院へきてくださいませ。。。
もちろん、徒手検査でいろいろな可能性をはさぐり、炎症以外の可能性が考えられる場合は、医師との連携をとることはいうまでもありません。
でも、あまりの腫れに驚いて、すぐに整形外科!ではなく、一度、接骨院を訪ねてもよいかもしれません。
接骨院、いろんなこと、できます!!!(笑)
それでは、今日もしっかり炎症を取って!!!笑顔でがんばりましょう!!!
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