第107回全国高校野球選手権大会・広島大会 準決勝
『頂まで、あと2つ』
高校野球広島大会、いよいよセミファイナル。
甲子園という「頂」まで、あと2つ・・・
蒼空の目標、甲子園!
ここまで順調に結果を残しています。
わたしの手元集計で・・・
ここまでの打率は「.583」
勝利に寄与する効果的なタイムリーヒットもここ2試合出ています。
セミファイナルの相手は・・・
広島県絶対王者広陵。
確かに強い相手、手ごわい相手であることは間違いがありません。
ただ、昨年と比較すれば、「絶対的」ではありません。
盈進がここまで通りの「いつも通り」の野球ができれば・・・
ま、このいつも通り!というのがなかなか難しいことではあるのですが・・・
でも、それは広陵とて同じ。同じ高校生です。
実力拮抗。ネームバリューでは広陵に分がありますが、試合前の状態を考えれば、素人野球狂・宮迫的には「五分五分」とみます。
エース木原が5回まで、3点以内に抑える投球がしたい。
普通通りすれば、十分にできる。
最速140キロ近い球速と多様な変化球があり、制球には自信があります。
4回戦の呉港戦で、若干の不安定感を露呈しましたが、連戦となった準々決勝の近大福山戦では、態勢を立て直しました。
修正力は、今大会でも3本の指に入る好投手。
総合力でもトップクラスの投球術を持つ木原。
中3日で休養もでき、体調も万全のはず。
「気負い過ぎず、いつも通り、投げろ」
絶対に大丈夫。
そして蒼空。
少しお調子者ではあります。

で、そんな蒼空に伝えたかったこと・・・
「どんなときも冷静に」
試合がどんな展開になろうとも、冷静な、客観的な判断をせよ!
大きく勝ち越して終盤に入ろうとも、冷静に・・・
得点を取られ浮足立つ展開になろうとも冷静に・・・
0-0で拮抗して息詰まる展開になろうとも、自分のすべきことを「着実に積み上げること」
これをどうしても顔を見て伝えたかった・・・
誰にも予想できない試合展開。
でも、予想できないからこそ、「自分の心は常に冷静に」と心に刻む・・・
ここまでやってきた自分を、チームを信じよう・・・
心穏やかに冷静に・・・
野球、勝負は時の運ともいう・・・
勝とう勝とう!という想いはもちろん強くあるが、だからこそ、冷静に・・・
冷静な心、冷静な判断は、身体を「思い通りに動かせる」コツ。
どんなときも、自分の身体を自在に操作する。
身体操作性。
これは、心の安定でもある。
はやる気持ちを落ち着かせ、自分のすべきことを「的確に行う」
身体は熱く、心は冷静に。
蒼空、いざ出陣!
木原、いざ出陣!
きっと大丈夫。絶対大丈夫。
盈進に幸あれ・・・
それでは本日の対戦カード・・・
1瀬戸内-崇徳
2広陵-盈進
蒼空・木原、盈進の大奮迅を期待する!
素人野球狂・宮迫でした。
それでは、本日も笑顔でがんばっていきましょう!