シンスプリントとは、脛骨過労性骨膜炎と呼ばれ下腿内側に位置する脛骨の下方1/3に痛みが発生することを特徴とします。 痛みは脛骨に沿ってうずくような鈍痛で始まります。
ある一点に集中する痛み(この場合は疲労骨折の可能性もあります)とは違い、 筋肉が骨に付着するラインに沿って起こります。
主に硬い地面の上を繰り返しランニングする、足部を背屈させる(つま先を上げる)筋肉を過剰に使いすぎるなど激しい運動をしたときに起こります。
また、それ以外に、原因の一つとして体の要因で回内足の方や偏平足の方にも多いといわれます。
足部にはアーチ(土踏まず)と呼ばれるものがあり、これが機能すれば衝撃を吸収してくれますが、このアーチが崩れてしまうと衝撃吸収がしっかりとできなくなり、 さらに骨の配列が崩れ、足底から関節、下腿部の骨や筋肉に大きな負担がかかります。
このような状態が長時間続くと仕事量の増えた筋肉や骨は徐々に異常を訴え始めます。異常の訴えは「痛み」としてスネの内側などに現れます。 この障害は陸上競技のランナーに多くみられますが、どんなスポーツでもシーズン前などに激しいトレーニングを集中的に行った場合に頻発します。
そして、今年は・・・
呉市内の高校に頻発。
体育の時間、持久走をした後に痛みを発症するということが激増の模様・・・
呉港、広、呉商、市立呉、清水が丘、三津田、黒瀬、熊野等などの高校生が大挙来院・・・
まずは安静・・・アイシングが基本。
ただ、授業を休むと、追走が科せられたり、授業外走がある学校も・・・
なかなか安静を保つことが難しい・・・
テーピングで痛みを隠しながら、授業に挑む学生も・・・
持久走が終われば、ある程度痛みは治まるであろうことは想像できますが、冬場の体育は、運動部でない学生にとっては過酷・・・ですね。
もちろん運動部も通常の部活の冬トレーニングに加えて授業での走り込みということで故障者が続出。
痛みと背中あわせのトレーニング。
できるだけ早く痛みをとるように、日々精進しております!!!
それでは、本日2月最終日!今日も笑顔でがんばりましょう!
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