第99回全国高校野球選手権大会決勝・広陵出撃!
勝負に徹した広陵中井監督!
1点に執着した広陵中井監督!
どうしても勝ちたい采配をした広陵中井監督!
高校野球は何のためにしてる?
人間力向上という名目もありますが・・・
全国制覇!を目指して、日々の鍛錬を行っている!
その鍛錬をもって、人間力を向上するということでもあろうかと思います。
昨日、行われた夏の甲子園準決勝!
「広陵vs天理」
どうしても、甲子園で怪物に進化した中村捕手に目が行きますが・・・
「素人野球狂・宮迫」に昨日の目線は・・・
やはり、中井監督!
19安打を放ちながらも・・・
黙々と次の1点!次の1点!をもぎ取りに行く采配!
その「極めつけ」が・・・
最終回の攻防!
3点差のリードをもち、最終回。
先行の広陵は1死から、丸山選手のホームランで4点差に。
この1点は、ある意味「ダメ押し」とも思われる1点。
広陵の勝利を確信する1点!と思われた。
次の打者が倒れ、2死無走者。
続く打者は2番吉岡。
天理とすれば、3番中村まで回さず、2番吉岡でスリーアウトを奪いたかった。
しかし、甲子園球場全体の雰囲気は、3番中村の打席をもう一度観たい!という大歓声!
大歓声が後押しした!ともいえる内野安打で2番吉岡が出塁。
そして、ここで真打登場!
2死1塁。打者は怪物に進化した中村。
そして、ここで・・・
「中井監督の起死回生の作戦」
代走高田!
腕の負傷でスタメンから外れていた俊足高田の代走。
これが「中井監督の冴え」
4点リードになった後も「貪欲に1点」を取りに行く積極采配!
そして2死1塁から、ドラマは起こる・・・
なんと、ワイルドピッチでランナー高田は2塁へ!
2死2塁、バッターは怪物中村!
「素人野球狂・宮迫」はここで天理ベンチは動かなくてはいけなかった!と考える。
2死1塁では考えられない策ではあるが、2死2塁になった場面で・・・
怪物中村との勝負を避ける!という選択肢が正解ではないだろうか・・・
ここまでも2本塁打、1四球を与え、中村攻略には失敗をしていた。
4点ビハインドで、次の5点目は天理にとっては、本当の万事休す!を意味する。
ましてや、ノリノリ中村に打たれて得点をされる!ということは、「万死に値する」と言っても過言ではない状況。
「真っ向勝負」
大変聞き触りのよい言葉である。
また、男らしい!
男気がある!
とも評される言葉。
ただ、この場面・・・
どうだろうか・・・
9回裏の攻撃に繋げる「野球戦略」を考えた場合・・・
敬遠!という作戦は、消極的作戦ではなく、積極的敬遠とも言えるのではないだろうか・・・
野球は戦略、戦術の面白さを兼ね備えた「競技」である。
真っ向勝負!
聞こえはよいが、勝負に徹する!という意味からは、乖離がある。
勝負に徹した広陵中井監督!
1点に執着した広陵中井監督!
どうしても勝ちたい采配をした広陵中井監督!
と・・・
真っ向勝負で挑んだ天理ベンチ!
どちらの采配が正しく、どちらの采配が間違っている!ということではなく、この問題はある意味「哲学的意味」を持つ闘い、采配であったと思う。
真っ向勝負で挑んだ天理バッテリーは、脆くも「怪物中村」に致命的な1点を献上するタイムリーヒットを許す。
怪物中村に打たれた投手は・・・
自らを立て直すことができず、再び、ワイルドピッチ、そしてタイムリーヒットを打たれる。
この時点で最終回に3点を加点され、12-6。
怪物中村に真っ向勝負で挑んだ天理が撃沈をした瞬間である。
9回裏、天理の猛攻で3点を奪うが・・・
9回表に広陵に奪われた「3点」が重くのしかかる・・・
9回裏、天理は猛攻をしかけたが・・・
勝負は、怪物中村に11点目タイムリーヒットを打たれた時点で決していた!と言っても過言ではない。
もちろん、中井監督の9回裏の継投も「冴え」が見られた。
貪欲なる広陵中井監督!
勝負に徹した広陵中井監督!
1点に執着した広陵中井監督!
どうしても勝ちたい采配をした広陵中井監督!
中井監督の「思い」を観た準決勝となった。
広陵は、ここまで、中京、秀岳館、聖光学院、仙台育英、天理、という甲子園常連校、甲子園常勝校に5連勝!
毎試合が決勝戦!とも言える過酷な闘いを見せた。
怪物中村を誕生させ、そして、猛打を奮い、そして緻密な作戦で勝ち上がってきた!
そして、本日、最終決戦!
夏の高校野球ファイナルゲーム!
「広陵vs花咲徳栄」
どちらが勝っても初優勝!
そして、中井監督は10年前の雪辱を晴らす時がやってきた!
10年前の夏の甲子園決勝!
広島県民には忘れられない決勝戦!
佐賀北との忘れられない決勝戦!
4-0でリードしていた広陵が逆転満塁ホームランで負けるという劇的さ・・・
疑惑のストライク判定で決勝当日、そしてその後のマスコミでも大騒ぎになった「ストライク判定」
その雪辱を晴らす舞台「夏の甲子園決勝」
もちろん今の広陵ナインには関係のないことではあるが・・・
広陵の夏は「苦い夏」の歴史でもある。
決勝に進出した両校の投手陣の疲労は・・・
ピークである。
先発を誰がするのか!?も想定することができない疲労した投手陣。
猛烈な打撃戦が予想される決勝戦!
中井監督は、どんなタクトを振るのか!?
そして、どんなスタメン?誰が先発?
バントはあるのか!?
盗塁はあるのか!?
猛烈な打撃戦の中に「分岐点」があるばず!
その分岐点で、中井監督は、どんな采配を振るうのか!?
大味な試合展開にだけはなって欲しくない・・・
広島野球!
広陵野球!
豪快な中に、緻密な「戦術」を絡めた野球を中井監督にはして欲しい!
優勝して欲しい!ではなく・・・
広陵野球を見せて欲しい!
「素人野球狂・宮迫」は、夏の高校野球ファイナル前に、切に、そう思う・・・
広島県絶対王者広陵よ、いざ出撃せよ!
「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは本日も広島県絶対王者広陵に負けないように、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
http://blogs.yahoo.co.jp/miyasakoproject2016
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」