昨日から「野球障害の予防」に必要な核心にはいっております!
予防するために必要なこと。
昨日は、投球数について説きました。
そして、本日は「身体の準備」です。

投球動作というのは「身体の連動」「身体の連鎖」で行われております。
野球肩、野球肘のお話をこれまでさせていただきましたが、野球肩、野球肘になるのは、なにも「肩肘だけ!」が悪い訳ではない場合があります。
投球動作は身体の連動で行われています。
身体全体の筋肉、関節の連動。
とりわけ重要な関節として「膝関節・股関節」になります。
投球は上半身なのに、下半身の関節が重要ということになります。
また、背中にある肩甲骨の動き!が投球動作にマッチしていないと野球肩・肘になる可能性が高くなります。
肩甲骨についてはなんとなく理解はしていただけるかとは思うのですが、股関節、膝関節については???になっている方もいらっしゃるかと・・・
ただ、野球肩・肘の学生を診ていると、この股関節の動き、肩甲骨の動きに問題がある場合は多いです。
そんな場合は、肩肘の治療はもちろん股関節、膝関節及び肩甲骨のコンディショニングを行います。
投球をする上で、いや野球をする上で必要な身体の動き、身体の連動、そしてコンディショニングは非常に重要です。
肩肘に障害が出て、肩肘の治療、筋力強化だけしても、肩肘のストレッチだけをしてもなかなか効果がでない場合、身体の連動を調整する必要があります。
また必要であれば、身体の連動運動を学生自身に熟知させなければいけません。
逆説的に言えば、野球障害、投球障害を出さないためには、そうした「身体作り」をしてから野球の技術的な練習に入らないといけない!とも言えます。
ただ、全員がそうした準備をして野球をする!ということはない状況なので、野球に取り組み始めた選手たちには、こうした動きを教えていかなければいけないと思います。
生涯にわたり野球を愛する子供たちを育成する!!!
野球障害で野球が嫌いになってしまう子供たちを少しでもなくしていく!
野球障害で大好きな野球から離れてしまう子供たちを少なくしていく!
というのは、大人の使命であると思います。
身体の準備をすることで・・・
「障害」=「予防ができるもの」
「野球肘」=「予防ができるもの」
「野球肩」=「予防できるもの」
になる!ということです。
昨日、お伝えした投球数についても、しっかりと考え、また身体の準備ができれば・・・
野球障害は最小限に抑え込める!
そして、身体の準備ができていれば・・・
野球障害を起こしても早期に復帰することができる!
「素人野球狂・宮迫」はそう思っています!
以上を持ちまして、「野球障害」についての宮迫の考え!は終了となります。
次週は「野球外傷」についていきますよぉ~♪♪♪
え?まだ続くの???
ま、そう言わず~♪(笑)
それでは今日も笑顔で元気にがんばりましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。