「障害」=「予防ができるもの」
「野球肘」=「予防ができるもの」
「野球肩」=「予防できるもの」
では、どう予防するか!?
そう核心の部分になってきます!!!
予防するには「投球数」と「身体の準備」が必要になってきます!
今日はまず、投球数について。
各野球連盟等が「投球数のガイドライン」を出しております。

小学生、中学生、高校生と投球日数、時間、投球数について出されております。
詳しくは写真を参考に。
先週もお伝えいたしましたが、肩、肘は消耗品。
だから消耗品は大切に取り扱おう!!!
大切に使えば、長期間、持続的に使用可能!!!
このガイドラインがすべて!とは申しません。
小中高生の身体には個人差があります。
その個人差を勘案し、投球数を検討する。
もちろんシーズン中、オフシーズンで投球数にも変化が出ます。
また試合前、試合後。
すべてマニュアル通りにしていれば、よいというものではありませんが、昨日も言いましたが「根拠」をもって投球数を決定しなければいけません!
昔は、300球の以上の投げ込み!
投げ込みで肩を作る!という概念も多数あり、今でも、まだ散見はされます。
もちろん投げ込みにより肩肘まわりの筋力を強化をする!という考え方もあり、否定はいたしませんが、その場合、肩肘の状態をしっかりと観察をしながら!ということが必要になります。
いわゆる根拠です!!!
大人であれば、身体の異変に気がついた時の対処は自分でできると思いますが、子供たちは、なかなかそれを把握することは困難です。
また、子供たちが異変に気がついても、「言いだせない環境」を作っている場合もあります。
そんなことは、大人たち、指導者、保護者が絶対にしてはいけないことです。
過保護にしろ!!!ということを言うつもりは毛頭ありません。
過酷な練習、根性練習も必要だとは思います。
ただ、子供たちは大人たちの顔色をうかがい過ぎて自分の状態、病態を言えない状況を作るということは、未来ある子供たちにとって大変不幸なことになります。
「野球障害」=「予防ができるもの」
「野球肘」=「予防ができるもの」
「野球肩」=「予防できるもの」
子供たちが野球障害なく、明るく楽しく、ときに厳しく野球をこよなく好きになって欲しいと願う、「素人野球狂・宮迫」です!
明日は、「野球で起こりやすい障害・ケガ」vol.12、予防をするための「身体の準備」について説かせていただきたいと思います。
それでは今日も笑顔で元気にがんばりましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。