「野球で起こりやすい障害・ケガ」vol.11

「障害」=「予防ができるもの」

「野球肘」=「予防ができるもの」

「野球肩」=「予防できるもの」

では、どう予防するか!?

そう核心の部分になってきます!!!

予防するには「投球数」と「身体の準備」が必要になってきます!

今日はまず、投球数について。

各野球連盟等が「投球数のガイドライン」を出しております。

小学生、中学生、高校生と投球日数、時間、投球数について出されております。

詳しくは写真を参考に。

先週もお伝えいたしましたが、肩、肘は消耗品。

だから消耗品は大切に取り扱おう!!!

大切に使えば、長期間、持続的に使用可能!!!

このガイドラインがすべて!とは申しません。

小中高生の身体には個人差があります。

その個人差を勘案し、投球数を検討する。

もちろんシーズン中、オフシーズンで投球数にも変化が出ます。

また試合前、試合後。

すべてマニュアル通りにしていれば、よいというものではありませんが、昨日も言いましたが「根拠」をもって投球数を決定しなければいけません!

昔は、300球の以上の投げ込み!

投げ込みで肩を作る!という概念も多数あり、今でも、まだ散見はされます。

もちろん投げ込みにより肩肘まわりの筋力を強化をする!という考え方もあり、否定はいたしませんが、その場合、肩肘の状態をしっかりと観察をしながら!ということが必要になります。

いわゆる根拠です!!!

大人であれば、身体の異変に気がついた時の対処は自分でできると思いますが、子供たちは、なかなかそれを把握することは困難です。

また、子供たちが異変に気がついても、「言いだせない環境」を作っている場合もあります。

そんなことは、大人たち、指導者、保護者が絶対にしてはいけないことです。

過保護にしろ!!!ということを言うつもりは毛頭ありません。

過酷な練習、根性練習も必要だとは思います。

ただ、子供たちは大人たちの顔色をうかがい過ぎて自分の状態、病態を言えない状況を作るということは、未来ある子供たちにとって大変不幸なことになります。

「野球障害」=「予防ができるもの」

「野球肘」=「予防ができるもの」

「野球肩」=「予防できるもの」

子供たちが野球障害なく、明るく楽しく、ときに厳しく野球をこよなく好きになって欲しいと願う、「素人野球狂・宮迫」です!

明日は、「野球で起こりやすい障害・ケガ」vol.12、予防をするための「身体の準備」について説かせていただきたいと思います。

それでは今日も笑顔で元気にがんばりましょう!!!

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。

http://www.miyasako.net/

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