平成27年度春季広島県高等学校野球大会・5つの視点!
5.選手層
広島県絶対王者広陵の優勝で幕を閉じた広島県高校野球春の県大会。
5つの視点!として
1.感謝
2.観客
3.投手交代
4.作戦
ここまで4つ綴ってまいりました。
本日、最終章5つ目の「選手層」について。
近年、広島県高校野球界も選手の分散!が進行し、昔の「2強」を頂点とするピラミッド型が崩壊しています。
乱世広島。戦国広島。
今大会は「広島県絶対王者広陵」が制しましたが、夏に勝つ!という保証はありません。
ずば抜けた選手、特にずば抜けた投手がいれば、風向きは一気に変わるでしょうが、今年の広島高校野球界にも「絶対エース」という存在はいません。
どこが勝っても、どこが甲子園に行っても決して不思議でない乱世広島!戦国広島!
ただ、そんな中でも、やはり広陵には安定感があります。
それはなにか?
選手層の分厚さ!
「素人野球狂・宮迫」が広陵の別名を「広島県絶対王者」という所以。
それは選手層です。
広陵の秋の登録メンバーと春の登録メンバーを比較してみると・・・
いわゆる「レギュラー背番号」といわれる番号を継続してつけているのは・・・
3喜多
6工
7松本
8.9前本
「4選手」のみ。
登録メンバー20人をみてみると、秋の県大会からは実に6人が入れ替わっています。
また、登録メンバーから大会直前にメンバー変更となっていることも考えると、6人以上!
選手層の分厚さを感じざるをえません。
秋から選抜甲子園のない冬を越す場合、コンバートも含め、いろんな選手を試す!ことができます。
秋に隠れていた存在が、ひと冬を越えて、春に開花!
これは選手の絶対数が多いからできることではありますが、チーム内のライバル争いが激しい!ということを物語っています。
春の現段階で故障、ケガでメンバーを外れている選手もいるでしょう。
こうした選手が故障、ケガから回復すれば、当然夏の県大会に復活!参入!ということがあるでしょう。
また、1年生の登場!ということも想定されます。
広陵の安定感。
それは選手層の分厚さ!
部員数が多いと練習場所の確保、練習内容の充実という面で大変なことがあるでしょう。
選手すべてが順風満帆で航海しているとは思いませんが、こうしたチーム内ライバル争いはチームを強固にします。
「広島県絶対王者広陵」
この王者広陵に対抗するには・・・
部員数の少ないチームは創意工夫を重ね、対抗しなければなりません。
高校野球は、同じ高校生がしていること。
野球に絶対はありません!
事実は事実として受け止めなければいけませんが、創意工夫で広陵を打倒!!!
今の広島は広陵を中心に回っているとこは、異論のないところかと思います。
しかし・・・
絶対!!!ではありません。
言っていることが矛盾してしまいますが・・・
「広島県絶対王者広陵」を崩すには・・・
それを考えることは野球人としてはとてもおもしろい!!!
屈強な相手がいるからこそも奮起できる!!!
夏に向けて、そう多くはない時間ですが、打倒広陵に向け、各校臨戦態勢に入っていただきましょう!!!
それでは、「素人野球狂・宮迫」、中国大会まで、しばし休息に入ります!!!(笑)
「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは本日も高校球児に負けないように、今日も笑顔でがんばっていきましょう!!!
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。