日本の棚田 vol.5
『丸山千枚田』(三重県熊野市)
丸山千枚田は、紀和町丸山地区の斜面に幾重にも描かれた棚田で、日本の棚田百選にも選ばれています。
諸説あるようですが、西暦1601年(慶長6年)にはすでに2,240枚の田があったという記録があるそうです。
しかし、昭和40年代半ばから始まった稲作転換対策による杉の植林や昭和50年代以降の過疎・高齢化・・・
平成初期には530枚までに減少・・・
地元住民たちが、「自分達の代でこの貴重な文化遺産を無くすわけにはいかない。素晴らしい景観と農耕文化を後世に残し伝えていかなければならない。」と立ち上がり・・・
平成5年に丸山地区住民全員による丸山千枚田保存会を結成し、丸山千枚田の復元と保全活動が始まったとのこと・・・
丸山地区住民!アッパレ!






凄すぎます・・・
昔の人も凄いですが、これを遺そうと動いた住人に感謝。
これを維持管理していくことは「とてもとても難しい」
財力、人材・・・
でも、後世に遺したいと想う場所でした。
丸山ガンバレ!日本ガンバレ!
しかし、重機のない昔に・・・
どうやって、これだけの石を積み上げっていったのだろうか・・・
「棚田」を見ると・・・
いつもそう思う・・・
この棚田完成に、どれだけの月日がかかったのだろうか・・・
棚田を作っている時は、どうして生計を立てていたのだろうか・・・
作物はどこで作っていたのだろうか・・・
棚田を見ていると、様々な疑問がよぎり、そして先人の「パワフル」なパワーに圧倒され・・・
そして感動を覚える・・・
『丸山千枚田』
圧巻です!
できれば一度は見ておきたい棚田のひとつですね・・・
それでは本日も、笑顔で頑張っていきましょう!