野球練習考察!vol.2
練習は何のためするのか!?
もちろん「うまくなるため!」「勝つため!」です。
ただ、根性をつけるためでも、ただ、忍耐を学ぶためのものではありません。
練習のすべてを科学的に!などとは言いませんが、基本、練習とは「うまくなるための」「勝つため!」です。
それはどんな練習なのかを考えてみます。
前回は・・・
「うまくなるためには休め!?」と言いました。
もちろん様々な要素があることは事実ですが、ケガをしている時、体調の悪い時に無理をして練習をしても、百害あって一利なし!
ケガをした場合、全体練習で練習補助としてチームをバックアップすることも大切ですが、それよりもしっかりと治療に専念し、早期回復を目指す!を優先することがより大切と説きました。
練習が「うまくなるため」のものであるなら・・・
練習の内容はもちろん、時間、順序も考察する必要があると考えます。
その中で本日は練習内容に入る前の心構えについて説きたいと思います。
練習の入る前の心構え?
簡単に言えば・・・
「練習の意図」を明確に提示することです。
この練習は何のためにするのか!?
これを明示し、理解した上で練習をすることが重要であると考えます。
総論で言うと・・・
「今日は打撃練習を中心に行う」
「今日は守備練習を中心に行う」
「今日は連携プレーを中心に行う」
各論で言えば・・・
「この練習はこうしたことを鍛えるためにする」
「この練習は何をうまくするためにやる」
「この練習は何のためにする」
指導者はそうしたことが明示、提示できなければいけないと考えます。
昔からやってきた練習だからやる!
なんとなく、こんな感じでやる!
ではなく・・・
練習に意図を持たせる!ということです。
意図なきところに大いなる成長はない!
明確な根拠でなくても、指導者が選手に明確に意図を伝えることが大事です。
指導者が選手に説明できる論拠は必要と感じます。
もちろん、その論拠とは持論でもかまいません。
ただ、その持論が暴論ではいけません。
「練習には意図が必要!」

闇雲!我武者羅!の練習も時には必要ですが、普段はしっかりと練習の意図を伝えるべき!
選手はそうすることで必然的に動けるようになる!
今夏の甲子園で優勝した作新学院は、なんとノーサインで試合を闘っていたということ。
これは凄いことです。
でも、その裏を返せば、練習で監督が選手たちに「意図」を授け、自らが考えるように指導した賜物だと思われます。
ノーサインにできるまで指導しきれた作新学院には学ぶべき点も多いですね。
試合中、常にベンチを覗きこむ選手がほとんどですが、この場面では監督はこうしたサインを出すだろうな。と考えられる選手が多いチームは強くなると考えられます。
ノーサインとまではいかなくても、選手自らがしっかりと考えられるチーム作り。
これは、まず練習で指導者が「練習の意図」をしっかりと伝えているからです。
「練習の意図」
しっかりもたせていきましょう!!!
これは一般の生活にも言えることですが、自分の行動の意図をしっかりと自分に明示しながら、今日も笑顔で元気にがんばっていきましょう!!!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
http://blogs.yahoo.co.jp/miyasakoproject2016
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」