The BRIDGEvol.34
『渡月橋』(京都)
京都嵐山にある渡月橋。
名前の由来については、歴史が古く平安時代になります。
その当時に、嵐山天龍寺のある場所に亀山庭園を持っていた亀山上皇が、曇りのない夜空に月がさながら橋を渡っていくように見えた様子から、「くまなき月の渡るに似る」と感嘆をされたことから、渡月橋と命名されたといわれます。
平安時代の渡月橋は現在より200mほど上流にあったそうです。
法輪寺への通行のために架けられたので、別名、法輪寺橋と呼ばれていました。
その後、度重なる洪水や応仁の乱で焼け落ちたりして、現在の位置に。
現在の元となった渡月橋は1606年に江戸時代の京都・嵯峨野の商人、角倉了以(すみのくら りょうい)によって建設されました。
渡月橋は昭和9年(1934年)6月に新たにコンクリート橋として完成。
一目見ただけでは木造に見えるが、実は鉄筋コンクリート製で欄干だけが木造となっています。
余談ですが・・・
「渡月橋を渡りきるまで後ろを振り向いてはいけません」
京都では、十三詣りで知られる「法輪寺」
法輪寺は渡月橋の西にあります。
参拝した帰りに後ろを振り向けば、「せっかく授かった知恵が舞い戻ってしまう」という話は京都では有名だということ・・・
十三詣りとは・・・
数え歳で13歳になった子どもの、大人の仲間入りを祝い心身ともに健康であるようにと祈り願う京都独自の行事だそうです。
現在も十三詣りした子どもたちは真剣な表情で渡月橋を渡るとか・・・
真偽のほどは、京都人に聞いてみてくださいませぇ~♪♪♪(笑)
四季折々で様々な顔を見せてくれる「渡月橋」
一度は訪れてみたい橋の一つですね。
それでは本日、連休明けで身体がダルい方もいらっしゃるとは思いますが・・・
今日も一日元気に頑張っていきましょう!!!
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