2013 第95回全国高等学校野球選手権記念広島大会決勝!

昨日は、駄文長文にお付き合いいただき、大変失礼いたしました。

ついつい、力が入ってしまい・・・(笑)

それで、今日は力を抜いて書こうと思ったのですが・・・

昨日の広島大会決勝戦!!!力抜けません・・・(笑)

今年の高校球児が力が入りすぎていますので、高校球児に負けないように、昨日の試合経過を!!!

本日も、駄文長文ですっ♪(汗)

読まれる方は、気合を入れて、読んでくださいませぇ~♪(笑)

瀬戸内山岡164球。

新庄田口214球。

瀬戸内山岡奪三振15個。

新庄田口奪三振19個。

瀬戸内山岡被安打1。

新庄田口被安打13。

安打数は「13vs1」なのに・・・スコアは・・・「0-0」ドロー。

これ・・・非常に珍しいことです。

13安打無得点。

数字上でいけば、瀬戸内大勝!!!となってもおかしくない安打数ですが、そうはならないのが、新庄田口のすごいところ!!!

何が凄いか!?

この13安打で、無死からの安打は、4回、6回、8回、13回の4度だけです。4/15の確率。

あとは一死、もしくは二死からの被安打です。

また連打はなんと一度だけ。それも二死からの一度だけ。

そう考えると、新庄田口はある程度計算しながらの投球をしていたということがいえます。

先頭打者には「100」の力を入れて、できるだけ出さない。

そして一死を取った後は、打順の計算も入れて、「100」の力を出さない大人の投球ができていたのではないでしょうか!?

四球は敬遠の「4つ」

敬遠は作戦上、仕方がないですが、その後は、きっちりと「三振を取りにいき、三振をとる!」半沢直樹ではないですが「倍返し!」をしていました。

だから13安打をされているのに、強烈に押せ押せの展開になったとは感じられなかった瀬戸内。

瀬戸内最大のチャンスは9回、そして延長の13回にありました。

逆に言うなら、新庄絶体絶命のピンチ!が2度ありました。

このピンチを救ったのは・・・

「新庄守備の攻撃力!!!」にあったのではないかと思います。

守備の攻撃力???少しわかりにくいかもしれませんが・・・

守備で圧倒的なリズムを掴んでいた新庄。

それを体現したのが・・・9回の守備時。

2死ランナー1.2塁、バッターはこの試合当たりに当たっていた一番北吉くんの時です。

この試合3本のヒットを放ち、新庄田口に一番タイミングがあっていた北吉。

一打でればサヨナラ負け。

通常であれば、打者北吉を抑えることのみに集中する場面ですが・・・

ここで1年に一度、するかしないか、というような「サインプレー」を新庄は繰り出しました。

この場面、二死1.2塁ではファーストは1塁キャンパスにはいらず、通常の守備位置にいます。

そして通常の守備位置から、キャッチャーのサインで1塁に牽制をする!!!というプレーです。

この緊張する最大級の場面で、積極的な守備の攻め!!!をしたのです。

これは野球をしていた人にはわかるだろうとは思いますが、なかなかできそうで、できないプレーです。

「素人野球狂・宮迫」は、このサインプレーをこの絶体絶命のタイミングで繰り出す新庄の恐ろしさを感じました。

この牽制はアウトにすることはできませんでしたが、この積極守備が、次のプレーに繋がりました。

次の投球、渾身の新庄田口の投球を瀬戸内北吉は右中間方向にはじき返しました。

打った北吉は、打った瞬間にガッツポーズをみせる会心の当たり・・・

ジ・エンド!とだれしもが思った瞬間・・・

途中出場していた俊足新庄二角(センター)が、背走好捕!!!

ここに二角選手を配置していた新庄迫田監督もアッパレ!!!

もちろん取った二角選手も大アッパレ!!!でした。

ガッツポーズをとった北吉はうなだれ、そして新庄田口に会心のガッツポーズ!!!

9回裏の「守備の攻撃力」の体現!!!でした。

そして、その守備の攻撃力は13回のピンチにも発揮されることになりました。

13回、瀬戸内先頭打者が3塁打。サヨナラのピンチということで満塁策をとる新庄。

無死満塁。

9回におとずれたピンチを上回る大ピンチ!!!新庄絶体絶命!!!

球場の雰囲気は「瀬戸内サヨナラ」=「瀬戸内甲子園」の異常なボルテージに・・・

ここで、次打者が・・・ショートの左を抜けようかという当たりを放つ・・・

再び、ジ・エンドか!?と思いました・・・

するとショートがこれを好捕!!!難しい態勢のまま本塁に送球・・・タイミング的にも微妙・・・

そして、送球はショートバウンドならぬ、捕球が一番難しいハーフバウンドに・・・

しかし、それをキャッチーはまたまた好捕!!!

このショートのプレー、またキャッチャーのプレーには感動を覚えました!!!

一死満塁で迎えた打者は、今大会ノーヒットの溝口選手。

好投手田口、ここまでノーヒットの溝口選手。

一死満塁。

ここまでの御膳立てができたら・・・

あとの作戦は・・・

「スクイズ」のみ。

このスクイズという作戦は監督が一番出すのが難しいサインともいわれます。

また満塁という状況でのスクイズは特に。

意表ついて初球にするという手もありますが、初球は外されるというケースもあります。

これぞ、ベンチワーク、監督采配の妙です。

双方のベンチに目をやり、どのタイミングかと探りをいれる「素人野球狂・宮迫」

ま、「素人野球狂・宮迫」が探りをいれても仕方がないんですけど・・・(笑)

初球、溝口選手はフルスイング!!!ファール。

ワンストライクというカウント。

スクイズをするなら、今?

双方の監督の心理戦、目には見えないですが、小川瀬戸内vs迫田新庄の最大の見せ場でした!!!

2球目・・・

キャッチャーが立ち上がり、ウエスト!!!

溝口選手はバントの構えを見せる!!!

スクイズ~♪いやいや、スクイズ破れたり~♪

どちらだ!?

ランナーはスタートせず。

カウント1-1

スクイズはあるのか!?ないのか!?

緊張の投球が続きます。

なにせ、1点取れば、甲子園なのですから・・・

そして続く3球目・・・打ってでてファール。

カウント、ツーストライクワンボール。

スリーバントスクイズはあるのか!?ないのか!?

そんな心理戦が続いていました。

そして4球目。3塁ランナーがスタート!!!キャッチャーは立ちあがっていない!!!

今度こそ、終わりか!?

ファ、ファ、ファール。

スリーバント失敗。

瀬戸内におとずれた2度目の最大級のチャンスは潰えました。

この難しい作戦ですが、「素人野球狂・宮迫監督」ならば・・・どうしたか!?

そうですね、さすがに初球からスクイズのサインを出すことはできなかったでしょう。

また、ワンストライクからの2球目もウエストの確率が大変高く、出すことはなかったか・・・

そして、新庄が2球目をウエストした・・・

「素人野球狂・宮迫監督」ではあれば、3球目!!!

ウエストをした直後にスクイズのサインを出す!!!でしょうか。

これはカウントの問題もあります。

ワンストライク・ワンボール。ウエストをした直後でもう一度ウエストをしてしまうと「ワンストライクツーボール」になる。

このケースは、一死満塁で、ボール先行のカウントにはしたくないと考えます。

いくらコントロールに自身のある新庄田口投手でも、延長13回一死満塁で「ボール先行のカウント」は嫌だと考えるからです。

するならウエストをした直後の3球目が勝負ではなかったか!?

ま、「素人野球狂・宮迫」の言う戯言ですから、聞き流して、くださいませぇ~♪

なら、喋るな???(笑)

ま、そういわずに、「素人野球狂・宮迫監督」は無しにいたしますので、もう少し、読んでくださいませぇ~♪

田口投手の大人の投球、好投は言うまでもありませんが、新庄の「守備の攻撃力」が被安打13、得点ゼロ!!!と耐え忍べたのではないでしょうか。

ここまでは新庄について書きましたが、一方の瀬戸内山岡投手。

圧巻です!!!脱帽です!!!非の打ちどころがありません!!!隙なしです!!!

言うことがありません!!!

昨日もスカウトの真後ろに鎮座し、観戦。

スカウトはスピードガンももっていらっしゃいますので、その表示を随時確認しておりました「素人野球狂・宮迫」

山岡投手は常時140キロ越を計測。「素人野球狂・宮迫」が横目で確認できた最高スピードは「143キロ」

田口投手は常時130キロ後半。最高スピードは「142キロ」

スピード勝負では山岡投手に軍配です。

また昨日は、スライダーの調子もよく、緩急自在の投球。

審判がアウトコースを比較的とってくれたため、両投手三振の山を築くことができたという側面もあるかもしれません。

審判のその日のクセを見抜く!!!ということも両投手はキッチリとできていました。

戦前の予想では疲労度から「3点勝負」「3点差勝負」ということを言わせていただきましたが、「素人野球狂・宮迫」恐れ入りました。

完全にわたくしの読み違いでした。

延長15回「0-0」

これには両投手の好投は言うまでもありませんが、両投手のバント処理、フィールディングにも感嘆しました!!!

素晴らしい!!!

また、守備につく、野手すべてが、大きなミスなく、非常に良い緊張感を保ちつつ、試合はテンポよく進行いたしました。

両校のナインに最大級の拍手です!!!

最高におもしろい、見ごたえのある試合を観戦させていただきました!!!

間違いなく、今大会の「ベストバウト」

いや、広島大会だけでなく、全国の予選の「ベストバウト」ではないでしょうか。

できることであれば・・・両校を甲子園に出場させてあげたい!!!

甲子園で両校をみてみたい!!!と思いますが・・・現実は非情です・・・

どちらが勝つか!?最後まで勝負をさせるようです!!!

決戦は「7月30日(火)13時~しまなみ球場」にて。

なんだか、見たくないような、見たいような・・・そんな再試合になりそうですね。

両校諸君、そして関係者の皆様、大変おつかれさまでした!!!

今日はしっかりと休息をして、明日に備えてくださいませぇ~♪

関係者の方で30日の再試合に応援に行かれる方は、今日は仕事をしなければいけないですねっ♪

日程調整がなかなか大変な関係者様も多いとは思いますが・・・

高校球児のために、いましばらく辛抱して、がんばっていきましょ♪

少し調子に乗り過ぎて、話の長~い長~い「素人野球狂・宮迫」でした。

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。    http://www.miyasako.net/

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