2013 第95回全国高等学校野球選手権記念広島大会準決勝!結果!

本日は、いよいよ広島大会の決勝戦!!!

その前に、その決勝戦に進出が決まった昨日の試合を振り返りましょう!!!

ただし、読まれる前に・・・「素人野球狂・宮迫」より注意事項を・・・

『本日は非常に長い駄文ですのでご愛読していただける方は、読み時間に注意して下さいませ。(笑)』

準決勝第1試合は・・・

1新庄高校 7-2 如水館高

この試合は、試合前から「化かし合い?」と思える采配だらけ!!!

迫田新庄のスタメンにはこれまで出場したことのない選手2人が名を連ねる奇襲???

ただし、初回の第一打席で2人とも代打を送られるということに・・・

この意図は?

「素人野球狂・宮迫」の頭では到底理解不能な「迫田新庄」の采配。

不可解なスタメン、そして交代・・・

前にも申しましたが、ダッグアウトの中は誰にもわからない当事者だけが知る真実がありますからね。。。

また、それに呼応したわけではないでしょうが・・・如水館の先発も奇襲???

スタメンを見て、まずは驚く!!!という、なんとも言えぬ、奇襲迫田兄弟監督対決でstart。

試合は・・・「素人野球狂・宮迫」の予想通り、初回1番枝廣がヒットで出塁、3番大江のタイムリーで幕を開ける展開!!!

如水館としては、これ以上ないスタート!!!に見えましたが・・・

投手陣がもたない・・・

出る投手出る投手がどうにも試合を組み立てられない展開に・・・

投手陣を総動員、いや投手専任でない選手にも非常招集をかける展開・・・

これは如水館迫田監督も想定外ではなかったでしょうか・・・

如水館迫田監督の投手交代のタイミングは「挽回できないというところが投手交代のタイミング」とおっしゃっていましたから・・・

トータルスコアは「7-2」で新庄の勝ち。

選手個々の力で行けば、両校に得点差ほどの差はなかったように感じましたが、バッテリーの差があったように思います。

このバッテリーの差が、この得点差を作ったのではないでしょうか。

ただ、昨日も申しましたが、1年生枝廣選手は大活躍はできませんでしたが、大器の片鱗を見せつけてくれました。

プロ注目の新庄田口投手を本気にさせました。

弱冠1年生相手に本気で牙を剥く田口投手。

第一打席でヒットを許したあとの第二打席は第一打席の打たれた球で勝負し、見事に抑え、そして第三打席も初球はその球で入る・・・

明らかに、この初球を「狙って」手を出した弱冠1年生枝廣選手。

結果は惜しくもファールにはなりましたが、甘い球でした。

この第三打席の初球を捕らえる事ができなかったのは、田口投手の方が一枚も二枚も上手だということではないでしょうか。

そのあとは、速球を織り交ぜられ、手も足も出ないという対決でした。

ただ、第三打席の初球、迷いなくフルスイングした1年生には、今後を「期待」をさせるには十分なフルスイングでした。

また、1年生から如水館の4番をはり、3年間、獅子奮迅の活躍をみせた「大江選手」の試合後の号泣には、もらい泣きをする感情が芽生えました。

大江選手の今後の活躍も期待せずにはいられません。

如水館高校ありがとう!!!

そして、第二試合は・・・

2瀬戸内高 3-2 広島工業

この試合もいろいろと書きたいことはたくさんございます。(笑)

ただすべて書いてしまいますと・・・終わらなくなりますから・・・(笑)

いろいろと端折って!!!(笑)

2点を先行した瀬戸内、その直後、ホームランを含め同点に追い付いた広島工。

両者がっぷり四つ!!!の試合展開。

試合は7回に動きます。

もちろん、得点した「7回裏」に目がいってしまうのですが、そうではなく、「7回表」の広島工の攻撃で試合は動いていたのです!!!

広島工が無死から先頭打者が3塁打で勝ち越しのチャンス!!!

無死3塁ですから、誰しもが「1点覚悟」をしたと思います。

広島工で考えるならば、「1点勝ち越し」を想定したはずです。

ただ、ここで「0点」に抑えると考えた選手が一人。

そう、山岡投手です。(もちろん他の瀬戸内選手も考えていた選手はいると思いますが)

たぶん、ここでは「絶対に抑える!!!」と考えたはずです。そして、それも「三振で!」

無死3塁では外野フライ、内野ゴロでも得点のチャンスがあります。また、作戦ではスクイズということも考えられます。

広島工はイケイケドンドン!!!打撃が持ち味なので、そんな作戦は考えられない!という向きもありますが、監督は広商出身沖元監督です。

だから、山岡投手は、バットに当てさせないで、アウトを取る!!!いわゆる三振を取りにいく投球になったのではないでしょうか。

そして・・・決め球は「すべてスライダー」

7回まで、速球の調子がとても良いとは言い難い投球をしていた山岡投手は、決め球に「スライダー」を使うという選択をし、カウントを追い込むところまでは速球を織り交ぜ・・・

そして・・・見事「3者三振」

三振を狙ってとりにいき、実際にとってしまう山岡投手は、本物です!!!

この三者三振で「勝負あり!!!」と言っても過言ではなかったでしょうか。

ただ、高校生がすることですから、なかなか一筋縄ではいかないのですが・・・(笑)

そして、その裏、7回の裏の瀬戸内の攻撃。

嫌なムードの7回の裏の先頭を見事に切ってとった広島工2年生向井投手は見事でした!!!

先頭を出さない!!!というのは鉄則です。

ただ、一死後、左中間にフラフラとあがった打球が選手間に落ち、一死1塁。

痛烈なヒットだと切り替えもつくのですが、こうした、いわゆる「カンチャン」と呼ばれるヒットはボクシングで言うボティーブローとして効いてきます。

そして、ボティーを打たれた広島工2年生向井投手は次の打者に死球を与えてしまい、ボディブローの連打となるのです・・・

円陣を組む広島工ナイン、笑顔をみせ「なんでもない!」と言い聞かせるも・・・心の奥では効いているのです。

この展開で、小川瀬戸内監督が「奇策」に出ます。

ここからが、この試合の醍醐味!!!(笑)

おいおいこれから醍醐味かよ!?(笑)

話が長い???ま、気にせず、読み進めてくださいませ・・・(笑)

一死1.2塁で打者は「5番」

そしてこの5番打者はこの試合でもヒットを打っている選手です。

この状況、このタイミングで「代打!!!」を出すということは、どういうことでしょうか?

代打を出す選手に絶対に自信があった?

でも、交代するのは、チームの5番打者です!!!

ここで、この作戦をとったことは、機会があれば、小川監督に是非、真相を伺わせていただきたいところですね。

一死1.2塁。で、「代打アダチ」

これがまず第一の奇策。

そして、この奇策には続きがあります。

アダチ選手が初球からフルスイング。ファール。

ここで、NHKには映りませんでしたが、広島ホームテレビに一瞬小川監督が映り、「セカンドランナーに指を差し、なにやら・・・」

その直後の2球目・・・セカンドランナーが盗塁を試みる・・・

完全盗塁サインのダブルスチールではなく、1塁ランナーは遅れてスタートを切る。

と、いうことは、あのテレビに映ったのは「いけたらいけ!!!」というサインということなのでしょう。

WBCの東京ラウンド土壇場で山本浩二監督がサインを出して、鳥谷選手が盗塁を敢行し有名になった、いわゆる「自由盗塁」です。

確かに、タイミング的には、意表を突く、とても素晴らしい作戦!!!です。

一死1.2塁、そして代打アダチ。

守る側としたら、盗塁を予期することはほとんど考えず、代打の打者に集中するはずです。

実際、三塁手もあわてて三塁ベースにかけこみキャッチ&タッチをしました。

代打という奇策、そしてダブルスチール(自由盗塁)という奇策というダブル奇策。

この奇策の後は、小川監督の「してやったり!!!」という顔がテレビ映像で映るはずでした・・・

ただ、この奇策を阻んだ選手がいます。

広島工高田捕手。今大会は名捕手がなかなか見当たらないと思っていましたが、いました!いました!

昨年の甲子園大会も経験している高田捕手!!!

小川監督が仕組んだ奇策に対して、奇襲で応戦!!!

通常、3盗の捕手からの送球は一歩後ろに下がり、打者の後ろから送球するのがセオリーです。

ただ、昨日のこの奇策3盗の時、高田捕手がしたことは・・・

なんと打者の前に一歩踏み出し、3塁へ送球するという非常に珍しい、スーパープレーでダブルスチールを阻止しました!!!

奇策後の小川監督が「ガックリ」くる映像がNHKでも、映ったことでも、それはわかります。

ダブルスチールが失敗して、雰囲気が悪い・・・

こんな場面、得てして、簡単に凡退するというパターンが多い・・・

広島工向井投手が3球目の投球動作に入っていないにもかかわらず、打席で微動だにせず、身構えるアダチくん。

初球、2球目とはとは明らかに「気合が入り過ぎてしまったアダチ君」

これでは、パターンに収まってしまうか・・・と思った、その時・・・

低めのボール気味のカーブをうまく掬いあげて・・・センター前ヒット!!!勝ち越し!!!

代打アダチくんの勝利です!!!

小川監督の5番打者に今大会ヒット無しのアダチくんを代打に出した、第一の奇策「代打アダチ」・・・小川監督の勝利です!!!

瀬戸内の勝利はこの時に決定的になりました!!!

8回、9回に入り、疲れがみえるか!?と思った山岡投手ですが、前半より速球の勢いは増し・・・ゲームセット。

この準決勝第2試合「瀬戸内vs広島工」は、まぎれもない今広島大会の「ベストバウト」です。

戦前は瀬戸内がもっと楽な展開で勝利するのかもしれないと予想していた「素人野球狂・宮迫」でしたが、広島工ナイスゲームでした!!!

奇策を奇襲返しで切り返した高田捕手の卒業後、そして好投をした2年生向井投手の来年の成長に期待します!!!

広島工ありがとう!!!

試合の振りかえりが大変長くなってしまいましたが・・・(笑)

ついつい、書きたくなってしまいました。。。

そして、いよいよ本日、広島大会の最終戦!!!甲子園をかけた最後の闘いです!!!

新庄vs瀬戸内

できれば、中4日くらいの間隔をあけて、両投手万全の態勢での勝負が見たい!!!と思うのは「素人野球狂・宮迫」だけでしょうか?

しかし、そんなこともいっていられません。

疲労度を加味して闘うのが高校野球です。

当然、田口vs山岡の投げ合いになることが容易に予想されます。

中4日の万全の態勢であれば「1-0」という試合になることは目に見えています。

ただ、両投手とも連投になります。また、ここまでの疲労も加味されてきます。

よって「3点勝負」もしくは「3点差勝負」というところでいかがでしょうか?

両投手とも疲労が激しいでしょうから、速球勝負ということにならず、変化球でかわしながらの投球になるでしょう。

そして、勝負どころで「三振」を取りに行く!!!投球が双方でみられるでしょう。

両投手とも甲子園に行きたい!!!

両監督とも甲子園に行きたい!!!

今日の決勝戦を闘う全選手、またメンバーに入れなかった全部員をはじめ保護者、関係者、みんな甲子園に行きたい!!!

今日は・・・高校球児、またそれに携わるすべての人たちの「夢の試合」です!!!

両校の選手諸君、昨日のベストバウトを超える、今大会の「ベストバウト」を期待します!!!

観戦する高校野球ファンも、今日のベストバウトになるであろう試合をしかと見届けよ!!!

新庄、瀬戸内両校の健闘を深く深く祈ります・・・

話が長い・・・「素人野球狂・宮迫」でした。

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。    http://www.miyasako.net/

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