49.キネシオテーピングの巻き方

以前、「テーピング」のことについては記しました。

テーピングを過信してはいけない。

テーピングはキチント巻かないといけない。

などなど・・・

当院では患者さんの症状に応じてキネシオテーピングを使用することがあります。

そこで患者さんからよくこんなことを言われます。

「キネシオテーピングの巻き方を教えて下さい」

「はい!かしこまりました!」

と、いけばよいのですが・・・

もちろん「巻き方・貼り方」の説明はさせていただきます。

ただ、これが簡単なようでとても難しいのがキネシオテーピングです。

ホワイトテーピング、コットンテーピングといわれる、いわゆる「伸縮性のない」テーピングは出来栄えの形と似通っていれば、ある程度はOKです。

ただ、キネシオテーピングのように伸縮性があるテーピングは・・・いろいろな注意が必要で、それをお教えしても、その通りに巻いたり貼ったりすることはとても難しいということになります。

なにが、そんなに難しいか!?

伸縮性があるということは、似たように巻く、貼っていたとしても伸縮度合いが違うということが発生します。

その伸縮度合いは部位、症状の程度、関節可動域をどこまで持たせるかという3要素で全然違ってきます。

そうなると、簡単に教えるということがとても難しいということになります。

また、キネシオテーピングは類似品も多く、テーピングの種類によって、伸縮度が違います。

そうなると、ますます難しいということになってきます。

当院の使っているキネシオテーピングと市販されているテーピングの伸縮度が違えば、出来上がりは一緒でも「キネシオテーピングの意味合い」が全く変わってきます。

「キチント理解して巻くキネシオテーピング」ならば効果は得られますが、だれが巻いても「出来栄えは一緒」ということではキネシオテーピングの本来の効果が得られるとは限りません。

テーピングの貼り方、方向、テンションのかけ方を症状、部位、そして関節の可動性をどこまで出してよいか!?で変わってくるからです。

われわれも患者さんに一定の説明はできますが、それを「キチント説明しきれて患者さん自身が実践できるか!?」となれば、それはなかなか難しいということになります。

簡単なキネシオテーピングの貼り方など、教本もでてはおりますが、そこの「匙加減」が非常に難しいのがキネシオテーピングです。

ご自宅、友達同士でキネシオテーピングを巻いたり貼ったりする場合は、正しい理解の上、有効的に使用してくださいませっ!!!

正しく使えば、とても有効なテーピング法ですから!!!

それでは今日も笑顔でがんばっていきましょう~♪

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。   http://www.miyasako.net/

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