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テーピング

テーピングの考え方

テーピングは指や手首、足などの各関節、筋肉に巻いて傷害を受けやすい部位を補強、その動きを制限することでケガや傷害を予防し、再発を防ぐ目的で行われます。

ギプスのように関節をガッチリ固めるのではなく、プレーに支障を来さない範囲で、
無理な力が加わっても、傷害部位の動きを制限するものです。

一度ケガをすると、カラダを動かすことによってまたケガをするのではないかという不安が残ることがあります。

そうなるとプレーに集中できないばかりか、本来持っている力も十分に発揮することはできません。

しかし、テーピングをすると心理的な安心感が出てくるため、プレーに集中することができます。

しかし過度の期待は禁物です。

テーピングをしたからといってケガが治るわけではなく、絶対にケガをしないというわけでもありません。
テーピングをすることで、ケガをしないですむか、万が一ケガをしても軽度ですむようにするためのものだということを絶対に絶対にお忘れなきよう!!!
スポーツテーピングの目的

1.ケガを予防する
スポーツの種類によって、ケガの起こりやすい部位が異なります。
テーピングはこうした部位を補強し、ケガの発生を予防する効果があります。

2.ケガの再発を防ぐ
以前にケガをした部位は、再発しやすくなっています。
テーピングはこうした部位を補強し、保護する効果があります。

 
テーピングの3つの効果
1.可動範囲が制限できる
ねんざ、靱帯損傷などは、その部位が正常な範囲を超えてしまった結果、起こる傷害です。
このようなケガを防止するには、テーピングによる可動範囲の制限が効果的です。

2.傷害を受けて弱くなった部位を補強できる
ケガをして弱くなった関節や筋肉、靱帯、腱などにテーピングをすると、
その部位を補強することができます。これはケガの再発予防に効果的です。

3.ケガへの恐怖感を軽減できる
過去にケガをしたプレーヤーは、ケガに対する恐怖を抱くことがあります。
受傷部位を補強、保護することで、安心感が生まれ、思い切りプレーできるようになります。
以上のことは基本中の基本ですからお忘れなきように・・・

 

そこで・・・院内でよくあるケース。

 

大会数日前にケガをして来院した患者さんがよく言われるコトバ・・・

 

「テーピングして出られるようにしてください!」

「テーピングしたら出られますよね?」

「テーピングしたら痛くなくなるんでしょ?」

「テーピングはすごいんでしょ?」

前にお話した『テーピング神話』です。

 

で・・・こちら側の回答は・・・

「テーピングは盤石なものではありません!」

「テーピングを過信しすぎないでください!」
もちろん軽微なケガの場合、テーピングをすることで痛みが全く消えることがあります。

テーピングの有効性も十二分にあると思ってはいますが、盤石ではありません。

テーピングをしてプレーするということは『リスク』を伴うのです!!!

ケガの程度と種類、ケガの回復具合で決まります。

そして、環境。

『どうしても無理をして出場しなければならないのか?』

団体競技で人数が足りなくなり、どうしても出なくてはいけないもの。

その大会を最大限の目標にし、どうしても出たい!気持ちが強いもの。
例えば・・・野球で高校3年生夏の県大会。高校卒業後は本格的野球をする予定な  し。
      大袈裟かもしれませんが、人生の大一番。
      大会終了後は治療に専念する。

いろんな要素を加味し、そして吟味する。

どうしてもやりたい!というのは患者心理。

でもその患者心理だけで決断をするわけではない。

どうしても諦めていただかなければならないこともあります。
不肖宮迫は、できるだけ患者さんの気持ちに応えたいという気持ちはありますが、
泣く泣く「不出場」を宣告することもあります。

それは、

「今、無理をする必要はないでしょ?」

「今無理をして、今後に支障がでたらマズいでしょ?」と。
テーピングをしたら、どんなことでもできる!などという『テーピング神話』はいけません!!!
過信をせず・・・

自分のケガとしっかり向き合いながら、最善の道を探る!!!

 

勇気ある撤退!という選択肢は当然あっていいと思うし、なければいけないと思います!
ケガをした場合は自己判断せず、しっかりと接骨院・病院の先生と協議をしてください。

 
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。
 
http://www.miyasako.net/