大阪桐蔭(大阪)4-3三重 (三重)
なんとも感動的な決勝戦!!!
連投の両投手の投げ合い!
試合は、「大阪桐蔭猛重爆打線vs三重今井投手」の構図。
6試合目の登板となる三重今井投手の疲労が心配・・・
ストレートにはいつものスピードはないものの、丁寧な投球に見えた。
大阪桐蔭猛重爆打線に勢いをつけさせない!!!
ナイスゲームに「素人野球狂・宮迫」の結果論解説は要らない!のですが・・・
せっかくですから、昨日も触れましたが、外野守備位置についてひとつだけ!
2-3、三重リードで迎えた7回裏の大阪桐蔭の攻撃。
7回表、チャンスを逃した三重。できれば先頭は打ち取りたい。
先頭打者、5番青柳、四球。
疲労の度合いもピークだったでしょうから、いたしかたない。
6番横井が丁寧な送りバントを決める。
1死2塁。
7番森、死球。
1死1.2塁。
8回に投手交代をしたことを考えれば、継投を考えていたということか!?
で、あれば・・・このタイミングで投手交代という手もあったのかも・・・
もちろん、これは結果論です。
話を先に進めます。
1死1.2塁。
当然、ワンヒット1点を防ぐための外野のポジショニング。
三重は前日も、このポジショニングで、勝利を得た!!!
積極的守備体系!
そして8番福田が・・・センター前ヒット!
同点か!?と思わせるも、外野の積極的守備体系で、セカンドランナーは生還できず!
今日も三重は冴えている!!!と思わせた場面。
1死満塁。
打者は9番福田。明らかにスライダーにタイミングがあっていない。
制球に苦しむ三重今井投手でしたが、渾身の力を込めてのスライダーで三振!
2死満塁。打者は大阪桐蔭主将、キーマン1番中村!!!
ここで、この夏の「運命」を決める場面がくるわけです。
このピンチをしのげば・・・三重の初優勝がみえる!!!
最高にシビれる場面でした!!!
甲子園も最高潮!!!
ここで甲子園全体のテレビ画面が映し出され・・・
「素人野球狂・宮迫」は、センターの守備位置が気になる・・・
三重にしては・・・深くない?
ワンヒット逆転の場面。
長打を打たれれば、3点取られてしまう場面ですが、この状況下では、逆転を許したくない場面。
と、いうことは、2点も3点も同じ!!!ならば・・・セカンドランナーを返さない外野守備体系のはず。
打者は大阪桐蔭のキーマンにして、当たっている1番中村。
レフトの守備位置と比較しても、少し、2歩。いや1歩深い・・・
実際、このテレビ画面のあとレフトはここから一歩前にでてきています。
盛んに好守備をみせているセンターでしたが、2歩、いや1歩深い!!!
たった2歩、1歩ですが・・・
そんな気がした、次の投球。
センターの前にフラフラとあがる飛球。
一目散に前進するセンター!
しかし、無情にも、打球はセンターのダイビングキャッチのグラブをかすめ・・・芝生に転がる・・・
大阪桐蔭待望の逆転!!!
センターがワンヒットを刺すいつもの三重の積極的外野守備体系をとっていれば・・・
野球に「タラ・レバ!」はありませんが・・・
そんなことを思う、フラフラとした飛球になりました。
1歩。
ただ、この場面で、この打球が打てた!打った中村君の勝利!!!ということは間違いがありません。
野球の女神が大阪桐蔭にほほ笑んだ瞬間!!!
この回、逆転した大阪桐蔭。
しかし、三重は甲子園で好投を続けていた今井投手から2投手を積極的に継投!
9回も総力戦のごとく、代打攻勢!
中村 好治 三重監督
内野手として浪商学園(現:大阪体育大学浪商高校)、専修大学を経て、鐘淵化学、神戸製鋼で39歳まで現役選手として活躍。
その後、宮崎県の日章学園高校野球部監督として甲子園大会出場。
2006年より三重中京大学野球部コーチに就任。大学では楽天・則本投手を育てる。
2013年6月、三重高校のコーチ就任。2014年春の選抜後、監督に就任。
の積極采配には目を見張りました!!!
大阪桐蔭に西谷監督が試合後のインタビューで「大阪なのに完全アウェー状態で三重への応援が凄かった」と言われましたが、
9回の最終回の三重の攻撃時のアルプス席のみならず、甲子園全体の三重への「大歓声」はそれを象徴していました!!!
大阪桐蔭優勝!!!
今大会は抽選も大変厳しく、初戦から苦戦をしいられました。
そして全戦強敵!!!
昨秋、コールド負けをして苦渋をなめてから、選手一丸となり「夏全国制覇」を目指し、そして実現させた大阪桐蔭に拍手!!!
やればできる!!!を体現した大阪桐蔭は素晴らしい!!!
そして絶対王者大阪桐蔭にがっぷり四つに組み、疲労をものともせず、奮闘した三重ナインにも大きな拍手を送りたい!!!
大粒の涙を流していた三重ナインですが、あの「最終回の大歓声」を胸に、次のステップでがんばって欲しい!!!
昨日は試合は、今大会のベストゲーム!!!であったことは言うまでもない。
両校の健闘に大きな拍手を贈るとともに、全高校球児に「ありがとう!」といい、「素人野球狂・宮迫」の夏は終わります。
延々と結果論解説にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは高校球児に負けないように、今日も笑顔で元気にがんばっていきましょう!!!
そして、「がんばろう広島!!!」
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。