親のための共育論!vol.21
教育。
いや、共育。
教え育てる。ではなく・・・
共に育つ。
それが共育。
子育てに悩める親御さんのヒントになれば・・・
第二十一弾は・・・

「ゴールはフィニッシュではなくスタート地点」
目標を設定し、到達する。
これは素晴らしいこと。
日々の行動で目標を設定するということは、とても大事。
ただ、それよりももっと大事なことがあります。
ゴールの後。
目標を達成した後のこと。
人は得てして、ゴールに達成した瞬間に「間」が訪れます。
達成感、恍惚感により、次への意欲が減退すること。
それが、「一瞬の間」であればよいのですが、持続した場合・・・
虚脱感に苛まれ・・・
精神的シンドロームに突入・・・
これはトップスポーツ選手でも見受けられます。
特に、五輪選手に多いように考えます。
五輪が目標!と日々、すべての時間を競技に集中。
五輪で目標を達成できなかった場合は次なる目標設定が可能なのですが、目標を達成した場合・・・
迷走・・・
もちろん心技体とボロボロになるほどの練習を重ね、目標達成をすれば、そんなことになってしまうのもわからないではないですが・・・
「次」を想定しておく必要があります。
ゴールはフィニッシュではなく、新たなスタート地点!
猛烈な練習をしているとき、そんなことを考える暇はないのはわかりますが、次の展開を考えておかないと虚脱感に苛まれること多し。
ゴールをフィニッシュ!と考えるのではなく、スタート地点と考えるべし!
いつ、なんどき、どんなときも、今、そして「次」を思考しておく必要があります。
では、ゴールとは、どこ?
それは・・・
人生の終焉を迎える時がゴール。
そうした感覚にしておかないと、精神的虚脱感が身に纏わりつきます。
親は、子どものひとときの成功を成功者!と子どもに説くのではなく・・・
次の展開を思考させる「きっかけ」を作ることが大事です。
そうしたことを子どもの時から醸成しておくことが必須。
目標達成は大いに喜べはよいのですが、喜んでいる気持ちと同時に「次」への思考が大切です。
「ゴールはフィニッシュではなくスタート地点」と子どもに伝えるべき。
子育てに「マニュアル」はありません。
子ども一人一人の個性があり、一筋縄ではいかないのが子育て。
だから、ひとつの成功体験にのみ、すがるのではいけません。
自分の子どもに合った子育て。
正解がたくさんある子育て。
悩みが多くあるのが子育て。
でも、そんな子供の成長をみるのが親の醍醐味。
未来ある子供たちを少しでも輝ける大人になるための子育て。
共育。
子どもだけを育てるのではなく・・・
親も子供に育てられます。
「ゴールはフィニッシュではなくスタート地点」
親子ともども、そのことはお忘れなく!
共に成長し、ともに心豊かになれることを祈ります。
自称素人共育評論家・宮迫でした。
それでは、本日も、心をこめて、信頼を得られるべく、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
https://ameblo.jp/miyasakoproject
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」