昨日、テレビで「ジャイアンツ坂本」の進化の特集をしていた。
見ていた方も多数いらっしゃるだろう・・・
今年のジャイアンツの圧勝劇は阿部捕手をはじめ、全選手の活躍はもちろんだが・・・
「坂本勇人の進化」はジャイアンツ圧勝劇に拍車をかけたのは言うまでもないだろう・・・
坂本勇人選手がシーズン前に取り組んだこと。
その1 守備の達人ヤクルトの宮本選手に指導を乞うた。
他球団の選手に教えを乞う。プロ同士、同郷であるとか同級生ではあるということがあれば実現しそうであるが、 全然関係のない選手が他球団の選手に教えを乞う。
なかなか、できそうで、できないこと。
「坂本勇人」の一歩!!!で、あったように思う。
「坂本勇人」の一歩が、「姿勢」を変えた。
もちろん宮本選手の「守備の足さばき」という技術的なことの進化はもちろん、姿勢の変化。自覚。
シーズン前から「坂本勇人」は進化をしていたのである。
「乞う」という行為を快く引き受け、そして指導した宮本選手の真摯さも、また、素晴らしい。
一流選手が一流選手に指導を仰ぐ。
2008年から2011年まで4年連続でリーグの遊撃手最多の失策数も記録しており、これを克服したいという強い気持ちが この「姿勢」が今シーズンの「坂本勇人」を作った。
その2 ツーストライクに追い込まれてからの考え
ストレートを待ち変化球に対応するというのが通常。
それを同僚の長野選手は「変化球を待ちストレートに対応する」という姿勢で打席にはいっているとのこと。
これは、野球をしていた人ならわかるかと思うが、できそうで、できないことである。
坂本勇人はそれをシーズン中の長野選手の打席をみていて、気が付き、そして、自身で実行したとのこと。
試合中のこの「観察眼」
そして向上心。
同僚に首位打者がいるという立場を最大限生かし、一流が一流を真似する。
そして、5月のCARP戦、大竹投手と対峙した時に、実行する。
そして、結果がでた!!!
そして「掴んだ」
物事、なにかのきっかけで、掴むということは、ある。
その、きっかけに気がつかない人は二流。
きっかけに気がつくのが一流。
そして、きっかけを掴んで自分のものにできるということが超一流。
来シーズン、間違いなく、坂本勇人に対する他球団のマークはきつくなるだろう。
ただ、坂本勇人のこの「姿勢」がある限り、掴んだ坂本勇人の進化は止まらないであるだろう。
間違いなく球界を代表する選手になる!!!
WBCでの「主役」になることは言うまでもない。
坂本勇人、若干23歳。
年下だけど、彼に学ぶことがたくさんある。
「一歩」を踏み出す勇気と、そして、「観察眼」そして、「掴む」
超一流選手も努力をしている。
三流凡人はますます努力しないと、年下の彼らに、ますます遅れをとる。
野球を通して、学ぶ。
野球とは、とても奥の深いスポーツである。
来年以降の「坂本勇人」の足さばきを意識した守備と、ツーストライクからのバッティングに注目しながら・・・
「素人野球狂・宮迫」でした。
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。