2015チャレンジ!vol.2
チャレンジとは、まずは「決断」
そして決断のあとは「実行」
ただ、それだけですね。
62メートルのバンジーを成功させて意気揚々!!!
飛ぶ前は足がすくんでいたクセに・・・
飛んだあとは「もう一回飛びたい!」と思ったはじめてのバンジー!
ただ、1回のバンジー費用も馬鹿にできませんので、「もう1回飛びたい!」の衝動は抑えて、次は・・・
日本一のバンジーにトライだ!と・・・
日本一の高さを誇るバンジーは・・・
『竜神大吊橋』(茨城県)

一度体験済みだから、大丈夫!余裕!!!と思って挑んだ第二弾!!!
それは恐怖の坩堝でした!!!(笑)
第一弾のバンジーは高さ62メートル。
今回は高さ102メートル。
単純比較をしたらほぼ倍ですが、飛ぶのは一緒!
高さは問題ではない!!!と思っておりました・・・
が・・・
車で到着して橋を見た第一印象は・・・
「たかっ!!!」
そして高さはもちろんですが・・・
恐怖の感覚は「解放感」です。
第一弾のバンジーは、短い橋で両方の山が迫っている感じでした。
簡単にいうと高さはあるものの、圧迫感があり、高さの恐怖というものをあまり感じませんでした。
視覚の作用なんでしょう。
ただ、この『竜神大吊橋』は全長446メートル。高さ102メートル。
本州一の長さを誇ります。
第一弾のバンジーは圧迫感で恐怖が消えましたが・・・
第二弾は、解放感がありすぎて・・・
橋をみた瞬間に相当の恐怖・・・
そして、もうひとつ大きな違いは・・・
安全装具です。
第一弾のバンジーはハーネスタイプの安全装置で、足が自由になりました。
しかし、ここのバンジーは足首固定タイプ。
もちろん終了後のウインチ引き上げのためのハーネスは装着しておりましたが、足首をしっかりとロックされると、恐怖は倍以上に膨れ上がります。
なかなか伝わりにくいかもしれませんが、両足首をひもで縛られる状態でジャンプする!ということです。
しかし、やると決めた以上、後戻りはできません。
446メートルの橋の中央に設置されたスタート台に向かいながら、、スタッフに第一弾同様アドバイスを求めました。
すると・・・
第一弾のバンジーとは違ってスタッフが明るい!!!
446メートルの橋の中央に行くまでに、いろいろと方法を伝授してくれました。
そして、このスタッフが教えてくれた一番参考になったのは・・・
「飛ぶ前に大声をあげて、そのまま水平に飛ぶ!!!」でした。
根性論的ではありましたが、結果的には、このアドバイスがわたくしの最後の砦となりました・・・
橋の中央に設置されたバンジー台。
200メートルを歩きながら、恐怖はドンドン増す・・・
横から見ていた橋の高さが真下を見ればリアル!!!
そして橋の中央に到着したら、橋の真下にか細い階段で降り、いよいよスタート地点。
そして、このスタート地点がより恐怖を増します。
なんと、下が丸見え。
グレーチングのみの構造のスタート台。
最終安全装置を装着する場所から真下が筒抜け!!!丸見え!!!
小銭でも落とそう物なら、グレーチングの隙間を抜けて、102メートル下までまっさかさま!!!
高所恐怖症には相当にキツい場所。
そんな場所で最終安全装置を装着。
第一弾のバンジーとは明らかに違う感覚に、足が震えました。
「あ、、の、、、できれば、、、やめ、、たい、、、」と・・・
そして誰から飛ぶか!?の順番決め。
みんなが声を発しないので、率先して「わたしが行きます!」と・・・
画して、わたくしがグループの先発!に・・・
ただ、率先したのには理由があって、そのグレーチングのスタート台に長くいるのが怖かった!
当然、スタート順が遅くなればなるほど、そのスタート台にいる時間は長くなります。
また、人が飛ぶのを見ていると恐怖がより増す!!!と考えたからです。
そして安全装置を装着し、いよいよ・・・
スタッフが「では、こちらへ」と言うのですが・・・
やる!と決めたものの、両足首を完全固定された様は、まさにペンギン!
ペンギンも水の中ではスイスイいけますが、地上ではヨチヨチですよね。
両足首の固定プラス、マックスの恐怖心で1メートル移動するのに数分はかかりました。
ただ今回のスタッフは明るい!!!
「さぁー、行きますよ!!!」
外人スタッフも流暢な日本語で
「ゴーゴー!!!」と叫びます。
あ、ゴーゴーは英語ですね。(笑)
そして、1メートルを移動しながら、「大丈夫ですよね?」「大丈夫ですよね?」とスタッフに確認。
「へぃ!大丈夫大丈夫!!!」と明るく言う。
普通なら素直に受け入れられるのでしょうが、なんだか「軽い!!!」とも感じる始末。
精神状態は相当にまいってますよね。。。
そして、いよいよスタート地点に到着。
橋の欄干を掴みスタート地点に。
そして、スタッフが「その欄干を握らずに、手を欄干前に出してください!!!」
第一弾のバンジーでは左足が出ず、すくみましたが、第二弾では、手を前に出すことができない・・・
「手を前に出さないとスタートできませんよ!」とスタッフが言う。
言うことをなかなかきけない精神状態・・・

恐怖は最高潮!!!
こんな状態で飛べるのか!?
やる!と決めたんだろ自分?
自問自答が時間にして30秒ほどでしょうか・・・
とても長い時間に感じられた30秒。
そして、準備ができたら「5.4.3.2.1バンジー」で行きますからね!との最終の確認。
こわい・・・
こわい・・・
なんでお金払って茨城まで来て、こんなことしてんだ?と少々情けなくもなりましたが・・・
ここまできたんだから・・・と・・・
言い聞かせ・・・
そして・・・
スタッフのカウントダウンが始まったとき・・・
橋の道中でスタッフが教えてくれた「大声を出せ!」という言葉が脳裏をかすめ・・・
5.4.3….
のタイミングで・・・
「ウォリャャャャ~~~~!!!」と・・・

人生最大の大声発声!!!
飛びだした!!!

飛んですぐさま、平泳ぎスタイル!?空中を掴む動作!?
飛び足した瞬間は相当にヘンテコな形になっていましたが・・・
飛んで2秒後くらいでしょうか・・・
飛んだ!!!という感覚!!!

写真にもありますが、キレイな放物線を描き、飛びました!!!
はい、飛んでいるとき・・・
当初の恐怖心は消え去り・・・
人生でも味わったことのない「解放感」を感じました。
そしてゴムがマックスまでふりきって・・・
ビョ~~~ンビョ~~~~ン!!!

両足首を固定されているので、天と地が逆さまになった状態で、ブラ~~~ンブラ~~~ン!!!
これは案外気持ちよかった!
橋の下の景色を独り占め!!!
満足!!!
やったぜ!!!
そんな気持ちでした。
飛んでゴムが振りきるまで、そうですね7~8秒でしょうか・・・
渾身の満足感!!!
達成感!!!
ただ・・・
それから、今度はウインチで引き上げられるのですが・・・
これが・・・
怖い!!!
第一弾のバンジーは62メートルですから、引き上げられる時間も短かったのですが、ここは102メートル。
引き上げられる時間も倍あります。
そして引き上げられている時に、突風!!!
もちろん安全装置を装着しているのですが、満足感、達成感のあとに、引き上げられる時の突風にあおられ、ブラ~~~ンブラ~~ンブラ・・・
これが・・・
こ、わ、い、、、
飛びおわったあとだけに余計怖い!!!とも感じました。
そうして、わたくしの「2015チャレンジ!」はなんとか・・・完結・・・
ま、どうでもよいチャレンジではありましたが、チャレンジには「決断・行動」が必要、そして、恐怖に打ち勝つために必要なものは・・・
「大声」ということがわかりました!!!(笑)
やってみて・・・
大いなる満足感、そして達成感は得られました。
人生、動き回れる時間はそう多くはない。
まして、身体を使うことは有限である。
時間は有効に使おう!と改めても感じました。
このチャレンジが無駄じゃないか?という声も聞こえてきますが・・・
世の中に無意味なものはなにもなし!と思っております。(笑)
こうして「2015チャレンジ!」は大人げない弱気も発揮しながら、無事に成功いたしました。
さぁ~、次はあなたの番です!!!
人生最大の大声を出したい人は茨城県の『竜神大吊橋』日本一バンジーに向かえ!!!(笑)
長々と長文にお付き合いいただきありがとうございました。
それでは今日も大きな声を出し、笑顔で元気にがんばっていきましょう!!!
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