2022大谷翔平から学ぼう!vol.5
「身体に負担のかからないフォームは人それぞれ」
大谷翔平がメジャーリーグで変えたこと。
投球フォーム。
日本に比べてマウンドが固いメジャーリーグのマウンド。
日本仕様の投球フォームでは、肩・肘に明らかな負担増がある。
見ているだけでも、それは感じられるが、実際に投球フォームをメカニクスとして分析し、肘に負担のないフォームを模索する。
簡単なようでフォーム改造というのは、大きなリスクもある。
日本で将来を有望視されたコントロールの悪い投手がいる。
今だ現役のその投手。
メンタルの問題だ、心の問題だ等、技術的な問題ではないとの意見が多数ある。
ただ、本当にそうだろうか・・・
明らかに技術的、メカニクス的な問題があると感じる。
もちろん近くで見ているだけではないので詳しくはわからないが・・・
ただ、こうした投手は1年をかけてでも、投球フォーム改造をすれば、再生すると信じる。
大記録を続けていた大谷翔平でも、投球フォームに手を付けるのだから・・・
もちろん大谷翔平は肩・肘の負担軽減のための投球フォーム改造であったが、昨シーズンはその改造した投球フォーム改造をシーズン中に、微調整、アジャストした。
そうすると四球は激減、投球数減少という副産物も得た。
昔からの指導で、上から投げれば、肩を痛めないとか、肘を先に出したらよいとか、まるで疑わず信じて妄信的な振る舞いをしていたこともあったが・・・
そんなことをしていれば、浦島太郎になってしまう。
野球界には「浦島太郎」がたくさんいる。
自分がしている指導・・・
ちゃんと説明できますか?
保護者・指導者が子供たちにする指導・指摘。
ちゃんと説明できますか?
もし、きちんとした説明ができないのであれば、勉強しなければなりません。
勉強をした上で、しっかりと伝えるのであれば、文句はありません。
指導法は一つではないし、人の数だけあると思います。
なんの疑いももたず、昔はこうやっていた!という指導は、昭和です。
今は、令和。
2世代も越えてきました。
野球界も浦島太郎から脱却しなければ・・・
根拠を持った「フォーム改造」はするべきです。

身体に負担のかからないフォームは人それぞれあります。
それは個々で癖が違うから、個々で体格が違うから、個々で骨格が違うから、個々で筋量が違うから・・・
個々に合わせたメカニクスが必要。
これまでの固定概念で投球フォーム改造を行うと、えらい目に遭います。
大胆な改造はシーズンオフにすべきで、シーズンインしてしまえば、アジャストです。
そうした意味では、冬のシーズンオフはチャンスでもあります。
大谷翔平から学んだので、こうしたことも徹底して生きます!
大谷翔平からはたくさんの学びがあります。
わたくしも柔道整復師・鍼灸師として、患者さんに最善を尽くします。
たとえ嫌われようとも・・・
楽しく伝えて生きます!
信念を貫く2022年といたします。
それでは本日も、笑顔で元気にがんばっていきましょう!