2022忘れられぬ夏!vol.1 マサムネ編!
miyasako project reborn!の発祥のきっかけとなった選手。
マサムネ。
小学生の時に、肘を痛め、宮迫接骨院に来院。
それまでも、野球選手の治療はたくさんさせてもらったていたが、投球による肘痛・肩痛の再発率が高かった・・・
それは治療のみで終了していたため。とはわかっていた。
痛みの原因となる、身体の硬さ・身体の連動性の破綻を修正しなければ、再発することはわかっていた・・・
ただ、その身体の硬さ・身体の連動性を修正させるにはトレーニング&ストレッチをさせなければならなかったが、そんな時間をどう取るか!?が問題であった。
そんなことを考えていたときの、マサムネの来院。
マサムネのお父さんがわたしの小学生時代の3つ上の先輩であったという縁。
また、マサムネのお父さんが、野球センス抜群で、わたしの憧れの選手であったという縁。
様々話をしていて、身体の硬さ・身体の連動性の重要性の話をし・・・
マサムネのお父さんと、意気投合し「やってみましょうか!」と始めたのが・・・
miyasako project reborn!
これが、始まり。
マサムネが小学4年生のとき。
最初は治療をしたあと、身体の柔軟性を確保するストレッチ、身体の連動性を会得するトレーニングを開始。
当初は院内にスペースもなかったので、ベットの間にヨガマットをひきストレッチ、院前の駐車場でトレーニング。
そんなスタートでした。
miyasako project reborn!の端緒。
マサムネはお父さんとは違い、真面目であった。
性格・野球センスはお父さんと似ていました。
ただ、お父さんと一点違うのは・・・
「取り組む姿勢」
お父さんはセンスはあったが・・・真面目さが足りなかった・・・(笑)
この話は、もちろん、お父さんにもしていました。
お父さんを引き合いに出し、お父さんと同じ取り組む姿勢だと、それ以上はうまくならないよ!と、都度話をしていました。
その話が功を奏したか、どうかは別として・・・
マサムネの「取り組む姿勢」は小学生ながら、真摯で、ひたむき。
その姿勢に感銘をうけ、miyasako project reborn!を本格的に取り組むことを決めた。
端緒でマサムネが真面目にしていなかったら、本格的な始動はなかっただろう・・・
そうした意味で、わたしの人生の転換のきっかけとなった選手が「マサムネ」。中川家です。
宮迫接骨院内で治療を行い、トレーニング&ストレッチ。
これを繰り返し、小学生時代の肘痛は、解消。
そして、身体の連動性を確保するトレーニングも本格的に入れると、本来の野球センスに磨きがかかり、小学生のときから、大注目される選手となった。
もちろん、これはわたしのおかげ!という意味ではなく、マサムネの野球に関するすべての取り組む姿勢が、こうしたことになった。
このストレッチ&トレーニングの輪が広がり、miyasako project reborn!はしだいに拡大していく・・・
マサムネの中学生時代の大活躍、そして、広島県絶対王者・広陵への進学。
そして、広陵進学時の「目標設定」
ここまでがわたしくの仕事でした。
広陵進学時の「目標設定」の内容については、ここにはあえて記しません。
マサムネとの秘密です。
順調に成長したマサムネ。
広陵でも実力を発揮すると思っていましたが、まさかのコロナ蔓延・・・
マサムネ世代は、コロナ世代とも呼ばれ、入学年には、まさかの甲子園中止という事態・・・
様々な落胆があった高校入学当初。
高校入学してからは、入寮するため、あまり話すこともなくなりましたが、夏の大会後、正月休みには必ず挨拶にくる律儀者。
そのとき、そのときに、コロナ禍であっても、「自分のしなければならないこと」の話など、させていただいていました。
そんな話はしなくても、マサムネは理解し、自分のすべきことをしっかりと行っていました。
広陵に進学し、目標としていた甲子園。
もちろん広陵ですから、甲子園に出場することが目的ではなく、甲子園で勝つことが目標。
今年の春、甲子園出場の夢が叶うわけですが、その前に、昨秋の明治神宮大会。
秋の中国大会を完全制圧し、挑んだ明治神宮大会。
トントン拍子で駆け上がり、決勝は、大阪桐蔭。
大阪桐蔭は憧れでもあり、目標の相手。
「高校野球界絶対王者vs広島県高校野球絶対王者」の絶対王者対決。
大阪桐蔭を土俵際まで追い詰めましたが、惜しくも敗退・・・
やはり大阪桐蔭の牙城は厚いか・・・と昨秋、話をしました。
ただ、実際に大阪桐蔭と闘った感想・実感、そして自分が改めて努力しなければいけない箇所に気づいたと、明治神宮大会のあと、マサムネは話しました。
大阪桐蔭に勝つためにしなければならないこと、やること。それが自身の成長に繋がる。
そうした努力して挑んだ春のセンバツ甲子園。
マサムネが甲子園の舞台にたったときは、涙が出ました。
ただ、春のセンバツ甲子園では、予想していた大活躍はできず、夏でリベンジ!を誓った・・・
甲子園で大阪桐蔭にリベンジ!
これが新たな目標でした。
そして挑んだ夏の予選。
圧倒的な強さで広島予選を駆け抜ける!予定が・・・
まさか・・・まさか・・・まさかの英数学館に敗退・・・
広陵の予選敗退はヤフーのトップニュースにも掲載された大波乱。
素人野球狂・宮迫にとっても驚愕の大波乱でした。
野球の怖さを思い知った夏。忘れられぬ夏。
マサムネから教わった夏。
そんなマサムネが大波乱から約1カ月して、やっと、宮迫接骨院に来院。

英数学館との舞台裏。しっかりと聞かせていただきました。
試合をネットで観ていて、聞きたかったことが数点ありましたが、それもすべて聞き・・・
マサムネ自身の感想も聞きました。
そして、これからしないといけないこと、しなければならないこと、そんなことを話しました。
「新たな目標設定」をし、約束。もしました。
そして、その「約束」をした日は・・・
下関国際が甲子園準々決勝で大阪桐蔭と闘う前日。
様々な「糸」が絡む夏。
マサムネとの出会いが、宮迫に変革をもたらし、宮迫の成長の糧となった。
マサムネが甲子園で大活躍し・・・という夢は絶たれましたが、「新たな目標設定」を一緒に確認できた夏。
忘れられない夏。
マサムネ、中川家、ここまでお疲れ様!そして、ありがとう!そして・・・
これからも、目標に向かい、まだまだガンバレ!
宮迫は、いつのときもがんばる人は応援する!
宮迫にも、まだまだ夢を見させてくれ!
そして、再度記しますが、それが、下関国際が大阪桐蔭と闘う前日という運命・・・
昨日の激闘はすでに皆様ご存じでしょうが、本日、続編を2本予定しています・・・
2022忘れられぬ夏!vol.2 ユウト編!
2022忘れられぬ夏!vol.3 カンタ編!に続く・・・
それでは本日も笑顔でがんばっていきましょう!