さて2日間で、肩関節の総論、野球肩の原因について述べてきました。
本日は治療編です。
1.投球の中止
当たり前と言えば、当たり前ですが、肩に痛み、違和感を覚えた場合は・・・ 投球を中止してください。 もちろん、軽いキャッチボールも含めての全面禁止です。
日本で一番良い治療を施したとしても、投球動作を止めなければ、治りません。
もちろん試合の前であるとか大会前で練習が休めないケースもあろうかとは思いますが、 それは接骨院・整形外科でしっかりと相談をして決めて下さい。
ケースバイケースはあります。
でも、基本は投球動作を中止することが一番です。
2.適切な治療を行う。
接骨院ではレントゲン、MRI検査はできません。
ただし徒手検査といって器械を使わない検査方法があります。
まずは、それを施行して、負傷部位の確定を行います。
もちろん徒手検査がすべてではないので、ケースによれば整形外科への対診を行います。
負傷部位の確定、損傷程度を確認した後は、しっかりとした「インフォームドコンセント」を行います。
復帰への道筋を提示します。
投球中止→接骨院→損傷部位確定→インフォームドコンセント→治療
インフォームドコンセントで、家でできるトレーニング&ストレッチ方法を教授します。
治療→トレーニング&ストレッチ→リハビリ
ケースバイケースではありますが、そういう手順を踏んで、復帰の道を探ります。
なかなか「根治」させるのが難しいのですが、キチント手順を間違わなければ、回復します。
決して自己判断せず、早期受診、早期治療で、未来ある子供たちの目を摘まないようしていただきたいと思います。
宮迫接骨院では「miyasako project」と称して「体幹トレーレーニング&ストレッチ教室」を2012年12月よりスタートさせます!
http://blogs.yahoo.co.jp/miyasakonet/folder/1317117.html
まずは「身体」をしっかり作って!!!
ケガのない身体で未来ある野球選手育成の助力になればと思っております。
「正確な知識と正確な行動」で輝かしい未来を持つ子供たちがたくさん巣立ちますように・・・(祈)
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。