野球練習考察!vol.7キャッチボール各論part2!
前回、野球の練習において「遠投」は特に重要でないと記しました。
様々な意見はあろうかと思いますが、野球の練習をより効率的に重要度が高いものを選択する!という観点でご了解いただければ幸いです。
では、本日は遠投は必要でないのなら、どんなキャッチボールがより効率的なのか!?
塁間でのキャッチボールが有効であると考えています。
守備での送球の重要性もありますので、塁間でのキャッチボールは時間を割いてもするべきでしょう。
そのキャッチボールをする上で重要なことは「正確な姿勢」でのキャッチボール。
身体が安定した状態で正確にボールを投げることは基本の「基」。
肩を強くしたいのであれば、この状態で強いキャッチボールをすればよし!
遠投のベトクルではなく、塁間のベクトルで強いキャッチボールを!
それができるようになれば、ステップアップとして態勢を崩した状態からの送球になります。
それを行うのは塁間での「ボール回し」は有効です。
取って素早く次の塁に!
また、逆回しで身体の切り返しを覚えることも重要です。
ボールを取る、投げる!ということは守備の基本。
ボール回し(逆回し)が正確にできない状態で、例え1000本ノックをしたとしても・・・
大幅な守備力向上は見込めないのではないか!?
もちろん守備においては捕球の練習も大切ではありますが、まずは「塁間のボール回し」を強いボールで投げる!というのが守備の根幹を成すと考えます。
それができれば・・・
次に行うのは対角線のキャッチボールということになるでしょう。
塁間が正確に投げられない選手が対角線を投げることは不可能。
第一段階ができずして第二段階に進む!というのはもってのほか!
自動車教習所でも第一段階の見極めをもらってから第二段階に進みます!
うまくなる方法は・・・
急がば回れ!
基礎基本を怠ると・・・
成長は頓挫してしまうかもしれません。
そんなことを強く思います。
どうしても技術練習に終始してしまいがちではありますが、キャッチボールは疎かにするべきものではありません。
そして強いボールでのキャッチボールを正確に!
これ、大切です!
また、キャッチボールで持久力をつけるゲーム感覚の練習として「塁間の半分の距離」で「素早いキャッチボール」を30秒間1セットで。
セット数を増やしていくと・・・
相当にキツい練習になります。
セット数を増やせば、野球に必要な持久力もついていくでしょう。
またゲーム感覚を取り入れるということで「楽しみながら」できる練習ということにもなります。
キャッチボールは単調な練習で面白くない!かもしれませんが少しの工夫で基礎基本を身につけることもでき、楽しくもすることができます!
野球は楽しく練習せよ!
苦しいことも楽しみに!!!

キャッチボールをただのウォーミングアップの1つと考えるか、それとも練習の1つと位置付けるかでは大きな違いになるのではないでしょうか。
それでは本日も、固定観念に捉われることなく、思考し発想し、基礎基本を怠りなく、笑顔で元気にがんばっていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
http://blogs.yahoo.co.jp/miyasakoproject2016
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」