警鐘2
「学童期のランニング」
野球も徐々にシーズンオフに入り、トレーニングの中にランメニューが増える時期となりました。
このランニングメニューというのは曲者で、場合によっては足の故障者を続出させることにもなりかねないので注意が必要です。
学童期に多いオスグット病と呼ばれるもの、またシンスプリントと呼ばれるのがその代表格になるでしょうか。
成長期に過度の繰り返す刺激を与えることによって、膝の前面、またスネの内側に疼痛をきたすものです。
詳しい記述については、ネット検索で調べていただければよいのですが、学童期、成長期の選手が足が痛くなる!というのは、ある意味不思議ではありません。

ただ、その痛みを我慢するだとか、痛いといわせない環境を作ることはあってはなりません。
走る姿をみて、異常を感じた場合は、指導者、保護者、大人が率先して、「確認」をする必要があります。
その「確認」の際に、威圧的になったり、子どもを委縮させる発言をすると、子どもは自分の言葉を失います。
子どもを貝にさせてはいけません。
未来ある子どもたちの成長を手助けするのが指導者、保護者、大人の役割です。
お間違えなく!
また、ランニングメニューですが・・・
走ることが悪い!とは言いませんが、「そのランメニューは何のためにしているのか!?」が答えられるべきものだと思っております。
野球選手は足腰が大事!と走らせるのは昭和。
選手たちに、なぜ走るのか!をしっかり説明できれば、子どもたちは意欲的に走りだすことさえあります。
時間が余ったからランニング!
困ったときのランニング!は練習メニューとしては危険だと考えます。
練習には必ず「意図」が必要です。
しっかりとした意図を持ち、オフシーズンをしっかりと乗り越えたチームは強くなります。
根性だけで冬トレを乗り切ってはいけません!
練習を真面目にする子どもがケガをする!ということが無き野球界であって欲しいですね。
それでは本日も、心をこめて、信頼を得られるべく、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
https://ameblo.jp/miyasakoproject
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」