令和6年度秋季中国地区高校野球大会・ベスト4決定
盈進、最後の最後で・・・無念の敗退・・・
9回裏まで1点リードしていた盈進。
このまますんなり・・・と祈りましたが・・・
9回裏に同点に追いつかれる・・・
10回タイブレーク。
タイブレークはどちらが強いかではなく、運も大きく作用します。
できれば9回で決めきりたかった。
蒼空が完全捕球、取っていれば・・・というのもあり・・・
ただ、そんな10回表、簡単に終わりそうな場面で、蒼空の起死回生の安打もあり2点。

10回裏、簡単に2死をとり、勝負あり!と思われたが・・・
勝利の神様は盈進に微笑まず・・・
まさかの同点・・・
11回表、盈進が無得点に終わり・・・万事休す・・・
「勝負の分かれ目は」
広島大会でもあった「次の1点」
1-0で9回まで進んでしまったのが、「盈進の敗因」
相手投手の最速は128キロ、アベレージは122~125キロ程度。
変化球に大きなキレがあるとは感じなかった投手から9回1点。
これが痛かった。
盈進木原投手は昨日の最速が134キロ。アベレージが125~128キロくらいで県大会の3位決定戦よりも「力強さ」を感じさせた。
また、突発的に出る四球も許容範囲内。
デキとすれば、県大会の3試合をみましたが、そのどの試合よりも状態は良し。
実際、4回までは四球が2つあるものの、牽制死などもあり、安定感は抜群であった。
米子松陰の打線は体重も重そうな選手は4番のみで威圧感があるわけではなかった。
ヒットは打たれてはいたが安定感はあった。
ただ、守備。広島大会より若干の懸念材料であった「送球ミス」
この試合も、直接得点には繋がらなかったが木原投手の体力と気力を蝕んでしまった感は否めなかった。
もちろん全力でプレーしているので、仕方がないことではあるが、ミスが遠因となり、リズムを崩してしまったようにみえた。
細かい修正点は、メモをみるだけでも、相当数あった。
スコアブックとメモ帳に赤字で記した修正箇所は今日以降、「まとめ」として残して蒼空に伝えられれば良いな・・・
勝った米子松陰。
10回2点を取られて意気消沈するかと思いきや、2死になっても「甲子園に行くぞ」とダッグアウトからスタンドに響き渡る声がたくさん聞こえた。
声を出せば、やる気があるとか、勝つ気があるとか、そんな単純なことはいいたくありません。
ただ、盈進と米子松陰の違いは何か!?と問われれば・・・
実力的にも盈進が一歩上であった。これは贔屓目ではなく、間違いがありません。
ただ、「勝ちたい」という気持ちを「表に出す作業」では米子松陰が盈進を上回っていた。と素人野球狂・宮迫は感じました。
全力で盈進を応援していた素人野球狂・宮迫。
ただ、米子松陰のダッグアウトに飛んだファールフライを盈進の選手がファインプレーでキャッチした瞬間、米子松陰のダッグアウトから、大きな歓声と大きな拍手が飛びました。
このチーム、凄いな。って単純に思いました。
相手のミスを喜んだり、ツケこむのが昭和野球。
なんなら、相手をケガをさせても自分たちの勝利のためなら仕方ない!とも教えられた昭和野球。
令和6年秋季中国地区高校野球大会では「昭和野球」の全否定を米子松陰の選手たちに見せられた気持ちとなりました。
この米子松陰の「心」
令和の時代には当たり前とも思える時代ですが、「全て全う・完遂」そんなことができる、野球に対する姿勢は「見習うべき姿」と思いました。
盈進ができていなかったわけではなく、その部分で米子松陰が勝っていた。ということではないでしょうか。
試合としては相当に面白い試合でした。
夏の甲子園の大社の試合よりも面白かった。そして疲れた。
これで盈進が勝っているのではあれば、全く疲れも吹き飛ぶのですが、負けてしまったので疲れが倍増・・・(笑)
でも、今年の秋、盈進にしっかりと野球の楽しさを教えてもらいました。
野球って面白い!そして、凄い!
自分の子どもや孫でもないのに、たくさんの受講生・患者さんにここまで楽しませてもらえる素人野球狂・宮迫は幸せ者です。
盈進ナイン、蒼空、残念だったけど、夏を目指そう。
戦国広島ではあるが、現有戦力があれば、十分に夏、勝負ができる。
夏、素人野球狂・宮迫を甲子園に連れて行ってくれ!
ひとまず、休息をし、夏へ向けた課題の抽出、そして冬を弱点克服と長所肥大をさせよ。
身体の変調のあるものは、ひとまず「ケア」
盈進、ありがとう。
さて、浜山球場ではなく、松江で行われた広島商は接戦を制した模様です。
広島王者として、「あと1つ」
相手は少し格上の学芸館。
厳しい闘いになるでしょうが、なんとか「あと1つ」盈進・如水館の分までがんばって、勝ち切って欲しいですね。
それでは昨日の全結果・・・
■県立浜山球場
1盈進 3-4 米子松蔭
2倉敷商 5-6 矢上
■松江市営球場
1広島商 2-1 開星
2学芸館 9-2 大田
準決勝は11月2日(土)
「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは、本日もワクワク笑顔でがんばっていきましょう!
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