第95回全国高等学校野球選手権記念大会・第4日目!

暑い夏、熱い甲子園、熱くるしい「素人野球狂・宮迫」今日も行きますっ♪(笑)

まずは昨日の結果から・・・

1.上田西高(長野)5vs7木更津総合高(千葉)

2点を先行して迎えた5回裏。

木更津総合の攻撃・・・

野球の大量得点の典型でした・・・

1死後・・・

四球、四球、四球の後の初球、甘く入ったスライダーを痛打!!!同点タイムリーツーベース!!!

1死2塁。

カウントを悪くしてツーボールのあとの次の球を痛打!!!逆転タイムリー!

1死1塁。

続く打者の初球・・・真ん中にはいったストレートを痛打!!!

1死1.2塁。

続く打者は打ち取ったかにみえたが、サードの送球エラーで1死満塁。

それから猛攻が続き・・・一挙7点。

最終回に3点をとり追いかけるも・・・この5回裏で勝負あり!!!でした。

大量得点の典型。

四球、四球のあとの初球、四球、初球を丁寧にいきすぎカウントを悪くし、カウントをとりにいくボールを痛打。

リズムが悪いときには守備に乱れが生じる・・・

もとはといえば「四球」なのですが・・・

どの投手も四球を出したくてだしているのではなく、四球がよくないことは野球している人なら常識でわかっていること。

このときに「楽にいけ!」「打たしていけ!」という掛け声をかけるケースがあるが、投手にしたら、それが逆にプレッシャーになることもある。

四球を出してどうしよう・・・と思っている投手に「楽にいけ!」は「打たせんかい!」の脅迫???に聞こえることもあるという。

リズム、展開が狂うのが四球ではあるが、投手で四球を出そうとして出す投手はいない。

リズムが崩れたあと、立ち直すのには時間がかかる。

こんな場面で、タイムリーなタイムであるとか、その処方箋をチームで考えておかなくてはいけない。

「負の連鎖」に引きづり込まれた上田西、残念ながら初戦敗退です。

2.沖縄尚学高(沖縄)8vs7福知山成美高(京都)

追いつ、追われつの激闘!

継投の妙で沖縄尚学に軍配!!!

野球の監督の一番難しい采配は「投手継投」といわれる。

例えば、投手が3人いたとしよう。

A投手の力量は「10」

B投手の力量は「8」

C投手の力量は「7」

当然、継投の順番はA→B→Cになるはず・・・

ただ、試合中、問題になるのはA投手が疲労し、また調子が悪く「10」→「8」の力量となったとしよう。

その場合、AとBを交代させるのか!?

A投手が「10」→「7」になっている場合はどうか?

A投手のデキ、調子が明らかに悪い場合は、即交代ということができるかもしれない。

ただ、味方のエラーであるとか展開的に得点を重ねられているというケースもある。

いわゆる「流れ」だ。

流れを加味すると、数字的なことだけでは捉えることができない。

ただし、監督は、ある程度「数字的」な要素を加味しておかないといけないのではないかと思う。

その「数字的要素」を鑑み、そして「流れ」を読み、継投を模索する。

うまくいって当たり前。悪い場合は監督の責任。

「投手継投の妙」とはそういうことである。

継投で流れを変えようとして、裏目にでること。

続投させて裏目にでること。

あの時、代えていたら・・・

あの時、代えずにいたら・・・

「たら」が通用しないのが、監督さん・・・

監督業とは、本当に過酷なポジションである。

ただ、この「采配」をうまくこなすことができたとき、甲子園の勝利を掴むことができ、また、名将と呼ばれる監督になることができるのではないか・・・

そんなことを思う第2試合であった。

そして、第3試合は、「素人野球狂・宮迫」が俄然注目をしている弘前学院聖愛(青森)の登場となる。

3.弘前学院聖愛高(青森)6vs0玉野光南高(岡山)

ワイルドピッチで流れを掴んだ弘前学院聖愛が見事初出場初勝利!!!

弘前学院聖愛が2回にワイルドピッチを起点に1点を先制。

4回はソロホームランで加点。

この時点でまだゲーム展開はわからなかったが・・・

野球でいう「次の1点」が勝負をわけた。

6回の攻撃、デットボール、送りバント、ワイルドピッチで1死3塁。

ノーヒットでのチャンスを掴み、「次の1点」をフルカウントまで追い込まれた状態でタイムリーヒット!

この「次の1点」で勝負あり!!!

その後も、小刻みに加点し、投手は玉野光南打線を散発4安打に抑え完封。

1990年のセンバツに主将として出場した玉野光南・田野昌平監督の夢は「母校の監督となり、選手を甲子園に導きたい」

監督就任3年目で実現させた甲子園の夢を初出場弘前学院聖愛が下した。

純青森産弘前学院聖愛の次戦にも期待っ♪♪♪

4.石見智翠館高(島根)1vs4西脇工高(兵庫)

打って出る石見智翠館高に対して、キッチリ送ってくる西脇工。

先制をした石見智翠館ですが、初回以降は自慢の打線が捕らえられず・・・

西脇工は随所に自慢のバントを成功させ加点。

以上、白熱した4試合でした。

そして今日の試合は・・・

1.岩国商高(山口)vs前橋育英高(群馬)

連敗が続く中国地方勢に歯止めがかけられるか!?

岩国商に注目!!!

そして第2.3試合は、なんと・・・九州大会の様相・・・

昔は初戦は東西にわけて抽選していたので、このような対決は2回戦以降に限られていましたが、高校野球も進化中ですので実現!!!

九州勢対決デス!!!

2.佐世保実高(長崎)vs樟南高(鹿児島)

佐世保実の山口晃投手、樟南の川畑勇気投手の「145キロ」オーバーの投球に注目!!!

至極の投手戦か!?

3.延岡学園高(宮崎)vs自由ケ丘高(福岡)

両校とも守りから試合を組み立てるチームとのこと。

ミスをしたチームから崩れる可能性あり・・・

今日は3試合。灼熱の甲子園、今日も好ゲーム必至の闘いです!!!

それでは高校球児に負けないように、今日も笑顔でがんばりましょう!!!

「素人野球狂・宮迫」でした。

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。    http://www.miyasako.net/

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