患者さま・・・30代男性
平成25年1月29日 ハンドボール中に「ブチッ!」という音とともに受傷。
勤務地近くの病院を受診。
「通称・肉離れ」と診断され、湿布と安静を指示される。
平成25年2月2日 以前にも通院歴があったということで、宮迫接骨院受診。
さて、臨床編!に入るまで・・・少し前置きが長くなりましたが、肉離れ・臨床編です!
左はきれいな腓腹筋(ふくらはぎ)の形をしていますが、右は筋肉形状の凹凸がなく、全体的に膨れあがっております。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、「通称・肉離れ」にしては最大級の腫脹です。
もちろん踵接地歩行不能(足をつけて歩くことが不能)
受傷後4日後の受診でありますが・・・氷をつかっての入念なアイシングが必要です。
患部に触れることもできないくらいの疼痛。
直接の「断裂部位」には触れず、断裂部位の上下をアイシング。
弾力包帯での圧迫をかけますが、その圧迫でも痛みが出現をしてしまう感じで・・・当初の対応に苦慮。
翌日の受診を促すも・・・患者さまの都合で週に1回しか通院できないということ。。。
これには参りました。
通常、このような場合は、連続しての通院で断裂部位の様子をみながら処置をしていきたいところなのですが、そうもいかず・・・
2月9日、2度目の来院。
相変わらず、腫脹はおさまっておらず、患者さまが「これ、治るのですか?」という質問をしてしまうくらいに・・・(汗)
もちろん連続通院で経過観察ができれば、アバウトでも「経過予測」もお伝えすることができるのですが、週に1度の通院では、アバウトでも「予測不能」な状態・・・
通院が週に一度ということで、来院できない間は、電話で症状確認をとり、していただきたいこと、やってはいけないこと、やって欲しいことを確認しながら経過観察・・・
2月16日、3度目の来院。
この日で受傷から19日経過。
いまだ、腫脹は甚だしく・・・また、出血斑も踵までおりてくる。
ふくらはぎの肉離れでこれほどの出血量というのは、そう多いことではない。
腫脹除去、また松葉づえ歩行による浮腫もみられ・・・
氷を使いながら、また浮腫部分には血行促進をさせる塗布剤を使いながらのダブル治療。
この治療間隔で、どのような展開になるのか!?
患者さんとの話し合いが続く・・・
話が長くなりそうなので、明日に続きます・・・(笑)
急性期、疼痛期はできるだけ連続通院がよろしいですよ!(笑)
それでは、今日も笑顔でがんばりましょう!
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