肉離れ・臨床編vol.2

2月23日、4度目の来院。受傷より26日経過。

継続通院が可能であれば、腫脹、浮腫は消失、他動的リハビリの開始時期ではありますが・・・

いまだ、腫脹、浮腫残存。

ただ・・・仕事の都合がつき、2日間の継続治療をすることが可能に。

2月25.26日連続通院。

ここで、他動的リハビリ開始。受傷部位の圧痛が除去したことにより、当該部位への直接強制リハビリを施行。

なんと、この2日間の治療で・・・

腫脹、浮腫消失・・・

ただし、当該部位の「硬結」が残存。

この硬結については疼痛完全消失、完全運動開始した後でも残存、瘢痕化してしまう可能性を伝える。

この2日間継続治療後は、また以前の週に一度の治療に戻るため、自動強制リハビリ方法を伝授し、経過をみる。

3月9日、7度目の来院。受傷より40日経過。

なんと通常歩行ができるまでに回復。

自動強制リハビリを患者さん自身が相当がんばっていただけたようで・・・

患者さんの治そうとする意志と努力が着実に実る。

3月16日、8度目の来院。受傷より47日経過。

歩行、階段昇降、軽いジョグができるまでに回復。

自動強制リハビリの内容を聞くと、相当がんばっていただきました。

3月23日、9度目の来院。受傷より54日経過。

経過良好・・・走行時痛もなく・・・治癒・・・

これほどの受傷で、治療はわずか9回・・・それでいて、受傷から54日で治癒したということは・・・

わたくしの力ではなく、患者さんの圧倒的なリハビリのおかげ!

ただ、ここまで徹底して「自己リハビリ」をしていただける方は・・・100人中2~3人でしょう。

自己リハビリをしていなかった場合・・・これは3カ月~6カ月程度の治癒期間を要します。

もうひとつ加えるならば・・・この自己リハビリ+治療を加味したら・・・30日程度で治癒に導けたのではないかと思います。

わたくしの指の間に「筋硬結」が残存しています。

この筋硬結ですが、疼痛が消失したあとも数カ月程度は残存する見込み。また、もしかしたら、小さい筋硬結は生涯残ってしまう可能性もあります。

無理をすると・・・長期加療となりました。利用が後手に回ると・・・そういう危険性もある「肉離れ」

たかが・肉離れ!されど・肉離れ!侮るな肉離れ!

「ブチッ!」ときたら・・・接骨院!!!

それでは今日も笑顔でがんばりましょう!!!

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」&「接骨院共同運営サイト」もよろしくお願いいたします。     http://www.miyasako.net/

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