わたくしが高校現役当時は「明治神宮大会」というものは選考基準が曖昧で
どういう選考をしているのかも疑問な、とりわけ高校生にとって重要な大会ではなかった。
昨日「第43回明治神宮野球大会」高校の部、決勝戦が行われた。
明治神宮大会高校の部は「第4回大会」から始まり、当初は長い間代表校も8校制で全国全てからの出場枠があるわけでもなかった。また、地区によってはその代表校も必ずしも地区優勝校ではなく3位校を当てるなどその取り組み姿勢はまちまち曖昧であった。
ただ、2002年から「選抜高校野球大会出場枠」というものが設置され、全国の各秋季地区大会で優勝した10チーム(各ブロックから1校ずつ。
但し東京都は東京ブロックとして他の関東地方と切り離した単独の出場枠)によってトーナメントを行い、優勝チーム所属地区は翌年の選抜高等学校野球大会の出場枠
(神宮大会枠)を1つ多く獲得できることになった。
運営方法の改善で、わたくしの高校現役時代には考えられない、「秋の選抜」とも称され大変に重要な意義のある大会になった。
2012年の明治神宮大会の出場校は
北照 北海道
仙台育英 東北
浦和学院 関東
安田学園 東京
春江工業 北信越
県立岐阜商業 東海
京都翔英 近畿
関西 中国
高知 四国
沖縄尚学 九州
各地区を制した優勝校が対戦する、いわば、来春甲子園の前哨戦である。
そして、昨日、「決勝戦」があった。
決勝戦は、われら中国地区代表の「関西vs仙台育英」
試合結果は・・・
【11月14日(水) 神宮球場 試合開始10:32 終了13:02】
関西 1 1 0 0 0 0 0 2 0 4
仙台育英 0 0 9 0 0 2 1 0 x 12
関西が勝っていれば来春の選抜甲子園の中国地区枠は「4校」になり、
中国大会ベスト4すべての高校が甲子園に出場できるという大切な闘いであった。
しかし、惜しくも・・・敗退・・・
これで、中国大会ベスト4の岩国高校の甲子園に赤信号が灯ったことになる・・・
しかし、秋の選抜準優勝という力をみせた関西。
関西に接戦で惜敗した「広島・広陵」の春の甲子園での期待が膨らむ大会にもなった。
この明治神宮野球大会にはジンクスがある。
『この大会で優勝したら翌春のセンバツ大会で苦戦するという』
さて・・・来春の広陵、関西、そして、明治神宮大会覇者仙台育英の動向に注目!!!
「素人野球狂・宮迫」でした。
以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。