2014夏チャレンジ! 山小屋!

午後4時に富士山登山スタート!

絶景、疲労、試練、意地、様々なことを経て、午後9時、40人の同志全員、7合目山小屋に到着!

山小屋とは・・・

仮眠をとる場所。また食事をとる場所。

今回、「素人登山家・宮迫」がチャレンジしたのは、比較的ゆったりの初心者登山成功コース!

7合目、もしくは8合目で仮眠をとり、ご来光にあわせて山頂を目指すプラン。

山小屋に到着して、まずしたいことはといいますと・・・

靴を脱いで、靴下を脱ぐ!という行為をしたい宮迫。

5時間の登山の疲労を癒したい!と思う宮迫。

ただ、その行為、思いは無残に打ち砕かれます!!!

山小屋に到着するなり・・・

「はい、靴を脱いだら、このビニール袋に靴をいれて!」

40人の同志の他に、先着の登山客も多数。

山小屋はごったがえしています。

もちろん下駄箱があるわけでなく、また靴を間違えてはいけないので、ビニール袋に入れることは仕方ないでしょう。

ただ、次の言葉に・・・絶句!

「カバンを開けないでください!」

通常、宿に到着したら、荷物の整理、着替えなどしたいものです。

また、持参物の確認もあるでしょう。

ただ、靴をビニール袋にいれたら、カバンをあけるな!

これは、荷物が散乱して、どれが誰の持ち物かわからなくなるから!なのでしょう。

そんな状況ですから、残念ながら、その場の写真がありません。

なにせスマホを出す余裕もありません。

そして、奥から詰めて!と到着、靴を脱いだ者順に、順次、奥に詰めていき、テーブルの前に着席。

着席した、すぐ横に10キロのリュックとビニール袋にはいった靴を置く。

隣とは肘が触れ合う距離。

隣とは通勤ラッシュの電車並みの距離で鎮座。

そして・・・宿主が発します。

「はい、今から食事をしていただきます。」

「本日はカレーですが、カレーのおかわりは1度まではOK、今あるカレーは「中」です。大中小のおかわりが1度だけできます。ただ、水のおかわりはできません」

「水は貴重なので、もし、水のおかわりがいる方はご自分の水を飲んで下さい」

かりそめにも、態度がよいとは言えません。

いえ、はっきりと言うならば・・・接客態度は赤点です。

疲れた登山客に対して、とても残念な口ぶり。

ま、毎日、疲れた登山客の相手をしているから仕方ないのかもしれませんが・・・

5時間の登山をして、おなかがすいているので、かりそめにも美味しいとは言えないカレー。

わたくしは「大」のおかわりをいただいて・・・

そして、食べ終わるかどうか!?というタイミングで、「はい、片づけます」と。

速攻晩御飯終了!

「はい、では食べた方から、横になっていただくスペースにはいっていただきます。」

仮眠をとるスペースは・・・

簡単に言うと、自宅にある「押し入れ」の2段目!に入る感じです。

高さは、約1メートル。

奥行きは2メートルといったところでしょうか。

食事を終えたものから順次、「押し入れ」に押し込まれ・・・

180センチの宮迫が奥に頭を入れ込み、横になると・・・

案の定、足の指先は、「押し入れ」からはみ出す狭さ!!!

そして極めつけは・・・

横幅。

まず、「上向きに寝てみてください」と宿主がいい・・・

上向きに寝て、片方に荷物と靴をおいたら、それが「横幅」です。

一人の横幅が決まったら、次の人を入れ、横幅を決める。

できるだけ「詰め込む」形で、押し入れにいれていきます。

同志のひとりが、、、

意を決して発言!

「あのぅ~、寝返りは打てないんですか?」

宿主は・・・

「はい、寝返りは打てません!」とピシャリ!

とは、いうものの、到着して以来、カバンもあけてない、着替えもできていない、スマホも取り出せないという状態。

横幅が決まった者から、順次、座った状態で荷物をあさる。

やっとの思いでスマホを手にし、写した写真がこれです!

なかなかわかりにくい写真ですが、これは寝床から横になって撮った一枚。

非常に圧迫感、なんとも言えぬ汗臭さが沁み渡り・・・

疲労感は増していく!(笑)

7合目の仮眠なので、出発時間は「午後11時」

食事をした後、わずか1時間30分程度の仮眠になるのですが・・・

仮眠どころか・・・息苦しい!!!

ただ、こんな状況下でも、猛者はいますね。

横になったとたん・・・

「ガァ~、ガァ~!」とイビキをかくツワモノがいました!(笑)

いつもは左向きで眠り始める宮迫ですが、左を向けば、すぐそこには髭面の知らない同志が横たわっている・・・

届きそうな寝息に、ゾッ!としながら・・・(笑)

その髭面の同志は、堂々とイビキをかいていますが、もちろんそんな状況下で眠られるほど宮迫は豪快ではありません!(笑)

スマホを少しイジりながら・・・

でも、スマホの明かりが、他の人の迷惑になるということで、スマホで時間潰しをすることは不能。

画して、仮眠、休息の「山小屋」は、「素人登山家・宮迫」にとっては、過酷な仮眠!過酷な休息!になってしまいました。(笑)

5時間登山の疲労、そして山小屋での過酷な仮眠で、宮迫のテンションはゲキ下がり・・・

1時間半という時間が・・・とても長く感じ・・・疲労感を倍増させる結果となりました。

そして午後11時。

宿主が「はい、11時です。起きてください」と。

とても事務的に、かつ「早く出発しなさい」と言わんばかり・・・

寝る時に出発の準備もできていないわけですから、そんなにすぐに支度はできない。

まして、外気温の状況もわからない。

何を着ていけばよい?

外は寒い?

山頂の気温は?

不安だらけで・・・でも急がされるので、とりあえず、カッパを防寒着として着てでよう!と決め、そそくさと外へ。

7月末。富士山7合目。半袖Tシャツと長袖Tシャツ、そしてカッパという出で立ちで外へ!

午後4時から5時間の登山。山小屋の過酷な食事、仮眠で2時間。これから山頂への道のりは「6時間」

はてさて、疲労、睡眠不足の「素人登山家・宮迫」は果たして、本当に登頂に成功できるのか!?

また40人の同志は、全員登頂できるのか!?

相当な不安を抱えて、午後11時、山小屋を去る「素人登山家・宮迫」であった・・・

つづく・・・

それでは今日も笑顔でがんばっていきましょう!

がんばろう広島!

以下、「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。

http://www.miyasako.net/

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