2019正々堂々とは・・・
履正社の優勝で幕を閉じた「夏の甲子園」
さまざまなドラマがありました・・・
そんな中で・・・
選手が審判に「死球の判定」を避けてないので、「死球ではなく、ボールです」と申告した。
正々堂々。
この部分だけをみると、とても「正々堂々」としており、立派な行動ともとらえられます。
また、このあと、この選手がホームランを打ってしまったため、さらに、その行動が賞賛に値するとされていますが・・・
さて・・・
これは「正々堂々」なのでしょうか・・・
「素人野球狂・宮迫」、相当に悩みます。
もちろん「善意の行為」であり、この選手が悪いことはありません。
ただ・・・
その行為をすべての選手がすべてのプレーで行ったとき・・・
試合は成立するのか!?
何が言いたいか?
例えば、1塁ランナーが盗塁をし、自分自身では明らかにアウトと判断できたが、審判がセーフと判定をした。
さて、このとき・・・
「セーフと判定されましたが、アウトでした」と申告することがあるのか・・・
審判の判定に絶対はないから間違いは修正すべきと、今大会中に投稿で記しました。
ただ、このことは野球の根幹にかかわる大変難解な問題を含んでいます。
「正々堂々」
ひとつのプレーから起こる波紋・・・
審判の判定を含めて、スポーツが成立する。
ただその審判に間違いがあったとき、また選手が間違いに気づいたとき・・・
どう行動することが正解なのか・・・
昔は相手を蹴落としてでも勝利を求める!という時代もありましたが、時代も変遷しています。
今回の死球に対する行動。
もちろん賛成の意見もあるでしょうが、反対の意見もあると思えます。
どちらの判断が正しいという問題ではありませんが、大人はこのような問題が生じたきときの「自らの意見」は持っておく必要はあるでしょう。
また、子どもたちには、自分の答えを教え込むのではなく、子ども自身で考えさせることが、「野球通しての教育」ということにもなるのではないでしょうか。
メディアは、高校野球に纏わる様々な事象を「美談的」だけにして届けるのではなく、問題提起をしたり、次に活かす方法を大人は考えなくてはいけないと感じます。
正解がない問題ではありますが、検討し続けることが成長に繋がる!ということもあります。
正々堂々とは・・・
「死球」を通して、「高校野球」を通して、そんなことも思った「素人野球狂・宮迫」でした。
それでは本日も、高校球児に負けないように、心をこめて、信頼を得られるべく、笑顔で元気に頑張っていきましょう!
以下のブログも時間があれば、覗いてみてくださいませ。
「体幹トレーニング&ストレッチ教室in呉・広島」
https://ameblo.jp/miyasakoproject
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」