昨日は鍼の太さについて、お話しました。
今日は、鍼尖端と、素材についてのお話。
鍼尖の種類は大まかに分類して、五種類あります。
1.卵型
2.ノゲ型
3.スリオロシ型
4.柳葉型
5.松葉型
この鍼尖端の形状で症状、部位により使い分けています。
もっとも、使われる鍼尖端は「松葉型」と呼ばれるものです。
この尖端は、改良に改良を重ねて、できるだけ刺入時痛を和らげる目的で完成いたしました。
柳葉型は、松葉型よりも少し鋭利になります。
これは先生の感覚で、使い分けがされていると思います。
野球のバットでたとえるなら、グリップが太い、細い、スィートスポットが広い、狭い、選手各々好みで使用していると思います。
鍼も、一緒です。
そして、鍼素材ですが・・・
通常分類で、金鍼、銀鍼、ステンレス鍼、コバルト鍼となりますでしょうか。。。
ただ、この素材に関しては、金鍼を使うと効果があるであるとか、痛くないといわれています。
ただ、問題は「価格」の問題で・・・
どうしても、金鍼、銀鍼になるとコストがかかります。
また、金、銀鍼になると、もちろん高圧滅菌消毒をすると腐食してしまいます。
そうした理由から、ほとんどの素材は「ステンレス製」のものになろうかと思います。
患者さまから、「鍼コスト」を負担していただければ、金鍼治療も可能です。
ただ、わたくしも、何度か使用したことはありますが、金鍼とステンレス鍼の「効果の違い」はわかりませんでした。(汗)
だから、当院ではステンレス製を使用しています。
鍼は細い、そして鍼尖端は改良に改良を重ね、刺入時痛を最大限なくすことをしています。
よって、はり治療は「想像よりも痛くない」となるわけです。
さて、ここまで、ハード面でのお話をしました!
それでは、次回は・・・ソフト面。
そうはりをする先生の腕の問題です。
それは、また次回・・・(笑)
それでは、本日も笑顔で良い日曜をお過ごしくださいませ!!!
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