令和6年度秋季広島県高校野球大会・完結

令和6年度秋季広島県高校野球大会・完結

優勝 広島商

準優勝 如水館

3位 盈進

以上、3校が来春のセンバツ甲子園の最終予選の中国大会に出場します。

さて、少しだけ昨日を振り返りましょうか。

決勝は如水館が絶対的エース木村投手の登板を回避していますので、論評しづらいところです。

広島商vs如水館は中国大会に話を置いておくとして・・・

昨日のメインイベントは「3位決定戦」

盈進vs新庄

前日に延長タイブレークで敗れている盈進

盈進、新庄ともに連戦で敗戦後の、絶対に負けられない闘い。

メンタル的にはしんどい状態でした。

盈進は継投で逃げ切る試合展開が持ち味。

僅少点差での継投は避けたいところ。

3点以上の点差をあけておきたい。

準決勝はの広島商戦は2-0とリードしてからの終盤。

なんどか得点機はあったものの加点できず、逆に広島商に一点を取られ「勝っているのに劣勢」という展開で、最後に、追いつかれ、タイブレークで敗戦。

タイブレークについては「運」が大きく作用しますので、できれば本戦(9回)で勝負をつけたいところ。

素人野球狂・宮迫が昨日の盈進投手陣の課題と呈したのは「各回の先頭打者」について

不用意な出塁は避けたいところ。と記しました。

先に結論から・・・

エース木原投手の先頭打者

1回 アウト ○

2回 センター前ヒット ×

3回 アウト ○

4回 ショートエラー ×

5回 三振 ○

6回 四球 ×

7回 三振 ○

8回 センター前ヒット ×

素人野球狂・宮迫は9回のうち、2回くらいの先頭打者出塁にしたいところという記しが、8回で4回の先頭打者出塁。

ただ、4回のエラーについては木原投手の責任ではありません。

また、2回と8回のセンター前ヒットについての初球ではなく、打者への入り方としては悪くない。

問題としたいのは、6回の四球。

昨日の試合で、この6回の先頭打者四球については、できれば出したくはなかった。

こうしたところの修正は今後に活かしてほしいと思いました。

2回くらいの先頭打者出塁という課題は、以上の条件でクリア。

得点を許さなかった7回まで2安打に抑える好投球。

6回はヒヤヒヤしましたが、6回以外は丁寧な投球をしているのが明らかにわかりました。

8回、3本のヒットで1点を献上しましたが、同点までは防ぐ圧巻の投球。

昨日、盈進は勝利をしたのですが、その立役者(MVP)は「エース木原投手」

木原アッパレ。

さて、打線についてですが・・・

初回に連打と新庄のミスで2点を取り、最高のスタートでした。

ただ、ここからが得点できなかった・・・

前日の広島商戦も2-0で進行し、後半に1点、1点と取られ逆転を許しました。

昨日も勝っているのに嫌な展開・・・

5回のトイレ休憩で、保護者とあったときも「次の一点」ですね。と話をしました。

新庄の荒木投手。体重は60キロ台でしょうか。とても線の細い投手。

線の細さとしなやかさと言えば、プロでも活躍している瀬戸内時代の山岡投手を一部彷彿部分がありました。

球速はMAXが130前後。

ただ、110キロ前後の速いスライダーと100キロ前後の緩いスライダー(カーブ)を織り交ぜ、構成力は素晴らしい。

盈進打線からすると、130キロ前後のストレートは速くみえたと思われます。

球のキレについてはとてもよく、球の回転数については結構あるのかなと、遠目から思えました。

球速表示よりも早く感じる、速く感じさせせることができる投球術をもった荒木投手。

立ち上がり、エラーも絡み、2失点しましたが、その後はしっかりと立ち直り「要所を締める投球」

盈進打線とすれば、どの球を「狙っていたのか」がわからないようにみられました。

カウントを整えに来る、ストライクをとりにくる「カーブ」(緩いスライダー)を狙い撃ちすればよいのに・・・なんてネット裏から思っていました。

そして、打の立役者(MVP)は代打河原。

ただ、その前に、8回が終わり、1点差で勝っている状況、前日、同じような場面で、継投策が必ずしもうまくいっていなかった状態。

8回に失点したエース木原を続投させるのか、9回から継投に入るのか、非常に悩ましい事態。

素人野球狂・宮迫的には、この時点で継投はなく、最後まで木原続投するのではないかと考えていました。

9回表盈進の攻撃。

1死後、妹尾が値千金の四球で出塁。

この出塁は9回のキーポイントとなりました。

そして、津島の死球。これで1死満塁。ここで打者はエース木原。

様々過ぎるいろいろな状況から、木原続投と思っていた素人野球狂・宮迫。

ただ、ここで佐藤監督が「決断」

代打河原。

思わず「え~~~~~」と声が出てしまいました。

ただ、この決断が勝負を決しました。

Screenshot

代打河原が走者一掃の3塁打。

河原選手アッパレ!

また、この采配を決断した佐藤監督アッパレ!

この9回3点で勝負あり。

エース木原、代打河原、佐藤監督がMVP。

3位を決定し中国大会進出を決めた盈進。

1回戦から日替わりでヒーローが誕生し、山本、安間も3位決定戦では大活躍はできませんでたが1回戦、準々決勝ではキーマンとなりました。

そして、昨日のは木原、河原そして佐藤監督。

みんながヒーローとなつた盈進は中国大会でも結果を出せる体制になっています。

ただ、昨日までの反省の修正が必要です。

守備では送球。

全選手に言えることですが、ハンドリングはとてもうまいのですが、スローイングがとても怖い・・・

「送球ミス修正」

この修正はしっかりと行っていただきたい。

また走塁。

1.3塁からのスチールについては、チーム内で今一度、ケース想定をし、どうするべきなのかの「徹底」が必要だと思います。

1.3塁を2.3塁にするのか、ダブルスチールをするのか。

選手が不安なまま遂行しているように見えました。

「走塁の意志徹底」

打撃に関しては個々の対策となりますが、「狙い球の選択」を個々で良いので徹底してほしいと思いました。

投手陣についてチームでも「木原-中濱」の継投は必須です。

どこで継投をするか、また中濱投手はしんどいですが、いつでもいける状態でのスタンバイ。

細かいコントロールの精度を少しでもあげておきたいところですね。

木原投手はできるだけ長いイニングを投げられる投げヂカラを少しの期間ですが、付けて欲しいところです。

中国5県の精鋭16校が集結する中国大会。

甲子園まで「あと3勝」

ここから、なかなかの厳しい闘いとはなると思いますが、「狙えるチーム」にはなっている盈進。

微調整をしっかりと行い中国大会に備えよ。

優勝した広島商、準優勝の如水館ともども、3校の実力差はほぼないと思われます。

盈進・広島商・如水館、中国大会でも大暴れせよ。

中国大会は10月19日抽選、10月25日開幕です。

「素人野球狂・宮迫」でした。

それでは、本日もワクワク笑顔でがんばっていきましょう!

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