スポーツをしているときに転んだり、足を捻ったり、ジャンプの着地に失敗した時などにおこる「足首を挫いた!!!」は、スポーツ選手にとって日常的に起こるケガです。
通常「ねんざ」と言われるものです。
この「ねんざ」ですが、軽く考えがちですが、靭帯損傷、つまりれっきとしたケガなのです。
よくある話で「骨が折れてなかったから、よかった!」と言う言葉を院内で耳にすることがありますが、そんなことはありません!!!
靭帯とは関節にある繊維性の結合組織のことです。
関節の骨と骨を結び合わせ、関節の動きを安定させ、関節を滑らかに動かす役割を担っています。
それが何らかの理由で伸びてしまったり、部分的に切れたり、完全に切れてしまった状態を靭帯損傷といいます。
症状が軽い場合は、簡単な処置で、短期間で治ることもありますが、ケガの程度によって、あるいはねんざをした後の処置に問題があった場合には、痛みが取れなかったり、いつまでも不安定感が残ることもあります。
そのような場合、大袈裟ではなく、手術が必要になることもあります。
また、完治していないのに無理をすればすぐに再発してしまうことが多いので注意が必要です。
足首周辺の「骨と骨」は各種靭帯によってつながれています。
一般的に足首を内側に捻るねんざの場合「前距腓(ぜんきょひ)靭帯と踵腓(しょうひ)靭帯」を損傷します。程度がひどいときは、この2つ、もしくは3つの靭帯を同時に損傷してしまうこともあります
ねんざは、概ね「3つ」に分類されています。
どの程度なのかを自分で判断するのは難しいのですが、自覚症状で言えば、まずは、「立てるか」「歩けるか」が大きな目安となります。
少し痛みはあっても、立てるし、歩ける場合は比較的軽いねんざと考えられます。
立てるけど歩けない、立つこともできないとなると重症の可能性があり、複数の靭帯が損傷していることもあります。
また、患部が腫れたり、皮膚の下で内出血が起こり足が紫色になることもあります。
もちろん、症状だけではすべてを判断することは不能ですから、ねんざをしたら、まず
1. 固定・安静
2. 冷やす
3. 圧迫
4. 挙上
のいわゆる「RICE」処置を行い、宮迫接骨院に直行してください!!!
近くに「宮迫接骨院」がない場合は、接骨院・整骨院、もしくは整形外科を受診してください!!!
「宮迫接骨院オフィシャルホームページ」もよろしくお願いいたします。